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お手軽ライフハック:ちょいデキ! [自己啓発]


ちょいデキ! (文春新書 591)

ちょいデキ! (文春新書 591)

  • 作者: 青野 慶久
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書



北斗神拳より太極拳
すごい人だけが実践できる自己啓発より、誰でもできる自己啓発を書きたいと筆者が言っているように、比較的手軽にできそうなTipsが満載。
サイボウズ社長の筆者は十分にすごい人なのだが……。

【目次】
はじめに  "北斗神拳"より"太極拳"  
第一章 大企業に溶け込めず、起業へ
  ・ 暴走新入社員
  ・ 社内ベンチャーにアタック
  ・ 起業は目的ではなくて手段  
第二章 こんな私でもなんとかやってます
  ・ 計画性からほど遠い性格
  ・ 努力しないですむように努力する
  ・ 便利なものは使わな損
  ・ ガンダムに挫折してプログラムへ
  ・ ルールを守りたくても守れない
  ・ 大学でパソコンを捨てる  
第三章 Q&A 基礎編
  Q1. 大きな目標を立てていませんか?
  Q2. 拡大「解釈」していませんか?
  Q3. 準備を頑張っていませんか?
  Q4. デキる社員はすぐやると思っていませんか?
  Q5. 裏技は反則だと思っていませんか?
  Q6. モチベーションを探していませんか?
  Q7. 言いたいことを我慢していませんか?
  Q8. 仕事とプライベートを無理に分けていませんか?
  Q9. やりたいことを探していませんか?
  Q10. 「失敗」を深く考えていませんか?
  Q11. 自分のことに必死になっていませんか?
 
第四章 Q&A 役に立つ実践編
  Q1. 話すことをあきらめられますか?
  Q2. 話す「姿勢」で勝負していますか?
  Q3. 自分をよく見せようとしていませんか?
  Q4. 難しい質問に答えていませんか?
  Q5. つくり笑顔ができますか?
  Q6. 誰とでも仲良くなろうとしていませんか?
  Q7. 「絶対」という言葉を使っていませんか?
  Q8. メールで顔文字を使ってますか?
  Q9. メールを多用していませんか?
  Q10. 足で情報を稼いでいますか?
  Q11. ものを覚えようとしていませんか?
  Q12. 怒られたら降伏できますか?
  Q13. 悪口に対抗していませんか?
  Q14. 苦手な相手を避けていませんか?
  Q15. 部下を自由に働かせていませんか?
  Q16. 集中するための「引き出し」を、持っていますか?  
第五章 Q&A ビジネス情報収集術編
  Q1. 読書より経験が大事と思っていませんか?
  Q2. 本を全部読んでいませんか?
  Q3. 本を読みっ放しにしていませんか?
  Q4. 本を自分で選んでいませんか?
  Q5. 若いビジネスパーソンに薦める五冊
  Q6. 松下幸之助さんに学ぼう
  Q7. 新聞のスポーツ欄を飛ばしていませんか?
  Q8. 苦しんで英語の勉強をしていませんか?
  Q9. テレビを見てますか?
  Q10. ネットサーフィンにはまっていませんか?
  Q11. グループウェアで情報収集してますか?
  Q12. 私がはまったアナログ手帳とは?
  Q13. 名刺を整理してませんか?
  Q14. 株への投資を敬遠してませんか?
  Q15. 人脈がなにより大事と思っていませんか?  
第六章 Q&A 健康管理編
  Q1. 体の弱点から逃げ切れますか?
  Q2. 風邪をひくのが当たり前と思ってませんか?
  Q3. 朝、寝坊してませんか?
  Q4. 夜眠れずに困ってませんか?
  Q5. 夏バテの対処法を持ってますか?
  Q6. 残業しないコツ、知ってますか?
  Q7. 自分の体と会話できますか?  
第七章 では、現場へ「行ってらっしゃい!」
  ・ 流行のマーケティング用語に振り回されるな
  ・ お客さまに喜んでいただくために
  ・ スピードは大切なのか?
  ・ お金というもの
  ・ 会社というもの  


本書のメインは第三章以降のQ&Aである。
太極拳のように誰でもが気軽に実施できるようにと書いた筆者の言葉に嘘偽りはなく、役立つTips集になっている。

上でTips集と書いたが、私はまさに本書の神髄はちょっとしたコツの集まりであると考えている。本書は、社会人をある程度やっている人だったら一つや二つ持っているようなコツ、Tips、ライフハックと言ったたぐいのものをまとめて、そのちょっとしたことから始めてみませんか?と言うことを呼びかけるような本なのだ。

勝間和代の「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」を完璧な形で実施すれば確かに年収10倍は可能かもしれないが、とても「無理なく続けられる」という難易度ではない。
本書はまさにそれと対極をなすもので、完璧にやっても(本書の思想からは、完璧にやることは求められていないが)、業務効率がアップするぐらいかもしれない。
しかし、そういった本だからこそ役に立つことは多いのではないだろうかと考えてしまう。

自己啓発本を読みまくったけど、意外と実践できていない人は、まず本書からはじめて見るのがいいのではないだろうか。

☆☆☆★(☆三つ半)


他のBlogの反応はこちら等。
http://private.ceek.jp/archives/003839.html
http://life-simple.blog.so-net.ne.jp/2008-10-27
http://wonder-0520.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-7ab0.html
http://blog.webcreativepark.net/2008/10/22-004625.html
http://d.hatena.ne.jp/mnishikawa/20080301/1204378497

404blog not foundさんでも取り上げられています。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50935204.html

皆さんいい評価のエントリを書いておられます。
基本的には、肩の力を抜いて読める自己啓発本ですが、そういった本は案外貴重なのだと思います。






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