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2008年11月まとめ [まとめ]

2008年も11月を終わって、後は12月を残すのみ。あっという間の一年だなぁ。

2008年11月は小説6冊、ノンフィクション7冊を読みました。
それらのまとめです。

●小説
今月読んだ小説のNo.1は「楊令伝 五 猩紅の章」。北方水滸伝も、第一巻を読んだときに感じた斬新な衝撃はなくなってきたけど、戦闘シーンが多い巻などは今でも十分におもしろい。


楊令伝 五 猩紅の章

楊令伝 五 猩紅の章

  • 作者: 北方 謙三
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/04/25
  • メディア: ハードカバー



エントリはこちら
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-12

次点は「家日和」、「吉原手引草」。
家日和」は、ほっとする家族・夫婦の姿が短編でうまく描かれており、安らかな気持ちで本を読むことができる。
吉原手引草」は、江戸時代の雰囲気をきっちりと描いているのがすばらしい。江戸時代の遊郭のリアリティにあふれる傑作である。


エントリはこちら
家日和
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-09
吉原手引草
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-29


●ノンフィクション
今月のオススメは「ロストジェネレーション―さまよう2000万人」。ロストジェネレーションの現状をうまく整理している。このレベルの記事をコンスタントに書けるのなら、毎日新聞も経営が苦しくなることは無いのだろうが……。
もちろん、平均的な新聞記事はこんなレベルまで達していないのは間違いない。



ロストジェネレーション―さまよう2000万人

ロストジェネレーション―さまよう2000万人

  • 作者: 朝日新聞「ロストジェネレーション」取材班
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/07/06
  • メディア: 単行本





エントリはこちら
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-05-1

次点は3冊。大きな結果につながる小さな一歩を踏み出すことのできる、お手軽な自己啓発本である「ちょいデキ! 」。
オーナー社会からマネージャ社会への変貌に警鐘を鳴らし、庶民の投資家を守るべきであるという主張を明確に描いた「米国はどこで道を誤ったか―資本主義の魂を取り戻すための戦い」。
ちょいデキ! 」とは異なり、これからの社会を生き抜くためにマネジメント力をつけることを強く説く「上司につける薬!――マネジメント入門」。

エントリはこちら
ちょいデキ!
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-05
米国はどこで道を誤ったか―資本主義の魂を取り戻すための戦い
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-17
上司につける薬!――マネジメント入門
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-10

●漫画
今月読んだ漫画はなし。手に取ってみたい漫画が無いわけじゃないけど、なかなか新たに買う気にはなれない。20代前半の頃は本より漫画の方に使う額が大きかったけど、20代も半ばを超えると、本にお金を使うようになりました。


ちなみに、今月は久しぶりにワースト本の紹介を「上司は思いつきでものを言う」。はっきり言ってひどい。
そのひどさは下のエントリにぶちまけてます。
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-11-08


仕事が忙しくなって、読書のペースは落ちてますが、最後の12月でおもしろい本に巡り会えることを祈ってます。
実は結構積読が多くなっているのですが。


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