起承転結の転、新キャラクター登場!:新本格魔法少女 りすか2 [小説]
【参考】
第1巻のエントリはこちら
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2009-04-23
前作ではキャラクター設定に感心しつつ、一気に読み進めてしまったのだが、本書はキャラクターにプラスしてストーリーの作り方にも感心してしまった。
第1巻ではキャラクターと世界観に感動し、この流れを維持しつつ、最後で何らかのサプライズがあるのかな?と思って本書を手に取ったら期待を裏切られてしまった――非常に良い意味で。
本書に収録されている最初のはなしで新キャラクターが出てきたのだ。
そして、本書においては新キャラクターを中心にストーリーが回り始める――ものすごいスピードで。
本書のラストを飾る話も非常に含みを持たせて、次巻への期待を煽る出来である。
次への期待がどんどんふくらんでゆく。
願わくば、この楽しみへの期待が裏切られませんように。
☆☆☆★(☆三つ半)
他のBlogの反応はこちら等。
(ポジティブな評価のエントリ)
http://horadeverdad.seesaa.net/article/5942593.html
http://hoehoena.blog11.fc2.com/blog-entry-220.html
http://d.hatena.ne.jp/ud1/20060927/p1
http://d.hatena.ne.jp/tarchan/20060417/1145183877
(微妙な評価のエントリ)
http://library666.seesaa.net/article/35368692.html
西尾維新の作品について他人のエントリを読もうとすると、読者層が明らかに若いことに若干引いてしまう。
でも、この人の作品はおっさんでも意外と楽しめる作りになっています。
表紙がえげつなくないという意味では本書は手に取りやすい部類かも。
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