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日本社会の断絶は徐々に明らかになってくる [opinion]

Chikirinの日記「"派生格差"のまとめ」
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090716
を読んで考えた。

ここに書かれているような格差は、現実に存在する。
そして、これからどんどん人の目に見えるようになってくるのではないだろうか?
橘玲さんの何かの著作で、昔は高級官僚になる人も、ヤクザの親分になる人も小学生の頃は同じ学校で机を並べていたけど、これからはそういう二人は一生のうちで接点が無くなっていくだろう。という主張をされていた。

私は30代前半だけど、確かに小・中学校の人は全然違う人生を歩んでいる。
私のようにサラリーマンになった人が多いのだろうが、中にはプロ野球の選手になった人もいるぐらいだ。
これが高校の同級生だとだんだん画一化してきて、サラリーマン・士業・家業を継ぐもので大半。変わり種と言っても立候補したとか、起業したとか言ったぐらいだ。
冒頭で引用したChikirinさんも、小中学生の頃はいろいろな人がいたと書かれていたが、これからは小中学生の頃から同級生は大体に多様な人生を歩む社会が来るのかもしれない。
もしかすると、地域によっては既にそうなっているのかもしれない。

そうなると、社会に出てからも似たような人と接することが多いのだから、違う種類の人生を目の当たりにする機会はどんどん無くなってくるだろう。

そうした社会になると一概に悪いとは思わないが、今までの日本社会の強みの一つが失われていくことは間違いないのだろう。






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