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ない袖は振れない:命の値段が高すぎる!―医療の貧困 [社会]


命の値段が高すぎる!―医療の貧困 (ちくま新書)

命の値段が高すぎる!―医療の貧困 (ちくま新書)

  • 作者: 永田 宏
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 新書



今の医療の問題は一つ。
高齢化で医療費が増えていく一方で、健康保険料・税収の伸びは限界に来ている。
収入と支出がバランスしていないのだ。

【目次】
第1章 「医療の終わり」の始まり―二〇〇八年四月一日
第2章 小泉医療改革が目指したもの
第3章 医療費負担の世代間対立―後期高齢者医療制度
第4章 メタボリック狂想曲
第5章 「善意の医療」が消える!?―レセプト並み領収書がもたらすもの
第6章 健康監視社会の到来―レセプトのオンライン化の意味
第7章 保険は国や会社に頼るな!―社会保障カードと個人勘定
第8章 日本の医療に「希望」はあるのか―国民の選択


収入と支出はますますアンバランスになって、何もしなければ赤字は拡大していく。
現在の人口バランスを見れば誰にでも分かることなのだが、民主主義である以上、強欲な老人の力は強く現状を打破できない。

そうしたしがらみを断ち切るべく動いた小泉医療改革から自民党政権末期までの経緯と、厚生労働省が出してくる意味不明な施策の真意を明らかにしたのが本書である。

お金が必要なのに、お金はない。
このジレンマをどうすればいいのか、医療現場からの悩みがよくわかる一冊に仕上がっている。
本書は、問題提起部分はわかりやすく、すばらしい。
解決策のところは付け足しみたいでイマイチ現実性を感じられないのだが、それを差し引いても一定水準には達していると言える。

☆☆☆★(☆三つ半)

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http://d.hatena.ne.jp/SoNakagawa/20090901/1251771431

どう考えても、小泉医療改革は成功であったし、あの路線に戻るしかない。
でも、自民党末期から民主党政権の足踏みのせいで、次の時はさらなる痛みに耐える必要がある。
それをやり遂げる、小泉以上の人気とまともな問題意識を持った宰相は今後何時出てくるのだろうか……。





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