経営戦略についての入門書:ポーターを読む [経済]
ポーターの経営戦略が広く浅く網羅的に分かる本。
これぞ新書、と言うにふさわしい入門編だ。
【目次】
第1章 競争が何をもたらすのか
第2章 五つの競争要因を学ぶ
第3章 戦略ポジションを巡る争い
第4章 クラスターと政府の役割
第5章 日本の競争戦略を考える
昨年のベストセラーは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。
もちろん、ドラッカーのマネジメントも役に立つのだが、サラリーマンが会社で”戦略”を考える場合は、ポーターの理論をさらっておくことの方が即効性がある。
そして、本書はポーターの考えをさらっと理解するのに最適だ。
もちろん本書は入門書なので、細部は触れられていないし、もっと細かいところを理解しようと思うなら参考文献に当たるしかない。
しかし、来週のプレゼンで煮詰まっている場合のように、ちょっとしたひらめきを短期間で得ようとする場合には本書で十分だ。
経営戦略でよく出てくるパターンを知るには最適の本書。
サラリーマンなら読んでおいて損はない。
☆☆☆☆(☆四つ)
http://blog.pingpan.jp/book/management/read_porter/
http://blog.orval-net.com/archives/2010/08/post_916.html
http://yukawasa.g.hatena.ne.jp/kawasaki/20071008
http://blog.isolibrary.com/archives/51064907.html
http://d.hatena.ne.jp/bonlife/20081215/1229354491
http://ameblo.jp/blogmkonno/entry-10035860098.html
読んだ人は高評価。
爆発的に売れる本ではないだろうけど、中身はしっかりしている。
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