ゴルフはビジネスマンの必須科目？？：企業トップが語る「ゴルフの履歴書」 [スポーツ]
- 作者: 湯谷 昇羊
- 出版社/メーカー: パーゴルフ
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: 単行本
企業のトップに聞いた、ゴルフに関するインタビュー。
ゴルフというスポーツが、どれほど奥深く、人を魅了するスポーツであるかがよく分かる。
【目次】
堀場厚・堀場製作所会長兼社長
横山進一・住友生命保険会長
後藤高志・西武ホールディングス社長
宮武健次郎・大日本住友製薬相談役
高倉民夫・ジェーシービー元代表取締役執行役員社長
岩田弘三・ロック・フィールド社長
安斎隆・セブン銀行会長
樋口武男・大和ハウス工業会長
松沢幸一・キリンビール前社長
塚本能交・ワコール会長〔ほか〕
上記目次を見て貰えばわかる様に、日本企業のトップ計54人のゴルフに対するインタビューがまとめられている。
企業のトップになるような人のインタビューをまとめているので、内容は非常に面白い。
ビジネスゴルフ専門の人もいれば、接待を嫌って家族ゴルフ中心の人もいる。
体力維持のために練習を欠かさない人もいれば、本番オンリーの人もいる。
シャフトとクラブヘッドしか無いクラブの進化に感動して社員にその精神を見習えという社長もいれば、ドライバーとパターだけでコースを廻る「プロゴルファー猿」のような社長もいる。
一人ひとり特徴があって、意外と飽きない。正直もっとワンパターンになるものだと思ってました。
私が本書を読んで思ったのは、
・ゴルフがうまくなるには、偉くなるのが近道。
―社長や営業担当役員等になると、接待も含め年間50ラウンド以上。これはうまくなりますわ……。
・ラウンドと付き合いが増えるので、ホールインワン保険は必須。
―数えたわけではないが、本書の6割ぐらいの社長はホールインワン経験者。偉くなったらホールインワン保険に加入を……。
（ホールインワンをしたら振舞うという慣習がゴルフプレー者を減らしているという気はするが）
・若くして始めるとうまくなると言われるが、必ずしもそうではない。
というあたり。
ゴルフをやる人なら十分に楽しめる一冊だ。
欲を言えば、番外扱いでいいので、アンチゴルフ・ゴルフ嫌いの社長のインタビューも幾つか載せてもらえるとより面白かったのだけど。
☆☆☆★（☆3つ半）
他のBlogエントリは見当たらず。
社長の語るゴルフと言う、いかにもオヤジ趣味の雑誌だから売れ行きは良くないのかも。
読んでみると味わい深いのですが。
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