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科学的ではないが、信じている人は多そう:からだの力が目覚める食べ方 [健康]


からだの力が目覚める食べ方 (ディスカヴァー携書)

からだの力が目覚める食べ方 (ディスカヴァー携書)

  • 作者: ハーヴィー・ダイアモンド
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/07/21
  • メディア: ペーパーバック



米国発菜食主義のススメ。
科学的に正しくはないはずなんだけど、こういうのを信じる人・信じている人は多そうな内容だ。

ホメオパシーとの親和性も高そう。

【目次】
推薦の言葉 マーヴィン・グロスマン
はじめに
序章 好きなだけ食べて健康になれる方法とは?
動脈硬化の恐怖
コレステロールについて知っておくべきこと
薬を飲むのは合理的な解決策ではない
食と健康に関する、世界史上もっとも重要な疫学調査
現代人が飽食病になる理由
無理なダイエットは心臓病のリスクを高める
カロリーと肥満は無関係だった!
この章のまとめ

法則1 生命力のある水を摂取する
体の中をきれいにするということ
“生命力のある水”を摂取する
体の中の毒素を洗い落とす
健康になるのは、きわめて簡単!
この章のまとめ

法則2 たんぱく質食品とでんぷん質食品を分けて食べる
食べ物を「たんぱく質食品」と「でんぷん質食品」に分けて考える
二十数年間の腹痛から解放された!
消化器に負担をかけない食べ方とは?
胃の痛みは、体が発する緊急メッセージ
この章のまとめ

法則3 朝食には、フルーツを食べる
フルーツは、胃の中に何もない状態のときに食べる
朝食にはフルーツだけでOK
一週間で違いが実感できる
摂取・吸収・排泄のリズムに合った食生活を実践する
この章のまとめ

法則4 肉食を避ける
肉を食べなければ生きていけない?
ゴリラはいったい何を食べているか?
人間が肉食に適していない理由1
人間が肉食に適していない理由2
バナナはステーキより良質なたんぱく源!
たんぱく質の摂りすぎに注意しよう
この章のまとめ

法則5 牛乳は飲まない
人が牛乳を飲むとどうなるか?
子どもが中耳炎になる理由
カルシウムはどこから摂るか
牛乳・乳製品こそが骨粗鬆症を引き起こす
鼻づまりや関節炎で苦しむのは、今日で最後
この章のまとめ

おわりに
訳者あとがき
巻末付録:牛乳・乳製品に関する参考資料


本書の基本の考え方は、菜食主義。
草食動物が草だけを食べて健康(かつ、人間以上の筋力)を維持できているのだから、人間も菜食主義の方が体の調子が良くなる。というもの。
人間が体重比で草食動物と同じ量を食べるなら、食事だけで一日が終わってしまい、社会性を保った生活などムリになるのだろうが、本書を信じる人はそんなことを考える余裕はないのだろう。

適当に信じて、不完全に実践すると(カロリー過多や野菜不足が解消されて)調子が良くなるのだが、100%信じると健康に良くない
そんな内容だ。
筆者が、「100%の菜食主義でなくとも良い。出来る範囲でいい」といっているのも、その辺の事情をわかっているからだろう。

むしろ本書で興味深いのは、米国でもこうしたオカルトに頼る人が一定数存在するということ。
人間は年をとればどうしても調子が悪くなるだけに、科学的なセオリーに反したオカルトを信じる人は世界中のどこにでも居るということなのだろう。

そして、非科学的なオカルトほど、熱狂的な信者がつくので儲かるのも世界共通なのかもしれない。

☆★(☆1つ半)

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http://96276111.at.webry.info/201209/article_6.html






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