運動を嫌う大切な人へ:「老けないカラダ」をつくる! 若さのスイッチを入れる習慣術 [スポーツ]
このエントリで触れた「一生太らない体のつくり方-スロトレ実践編」は運動を始めようと思った人が読む入門編。
まだエントリを上げていない「石井直方のトレーニングのヒント」は筋トレが習慣になってきて、更に上を目指す人に向けた中級編。
それに対して本書は、客観的にはトレーニングをやらなければならないが、運動に苦手意識があって着手できない人に対する啓蒙編だ。
【目次】
第1章 なぜあの人はいつまでも「若い」のか?
第2章 「食事」で若さのスイッチを入れる10の方法
第3章 「運動」で細胞から若返る10の習慣
第4章 体の再生を促す「生活習慣」8つのコツ
第5章 体幹に効くトレーニングで「老けない体」をつくる!
目次を読んでもわかるように、運動と正しい食事によるメリットを説いた内容。中身は常識の範疇に入る知識が多く、目新しいことはないのだが、その「常識」も守れていない人が世の中には多いため本書の存在意義が出ている。
特に、カロリー・油分を制限するダイエットにハマっている人(女性に多いと思う)や、メタボ検診で引っかかっていながら運動をしようとしない人の目を覚ますには最適の入門書だ。
筆者は元々日本有数のボディビルダーなのだが、いきなりハードな運動を薦めるのではなく健康増進を目的とした運動を薦めているため、どんなに運動が嫌いな人でも抵抗感が少なく読むことが出来る。
客観的に運動が必要だが、その意識がない人を家族に持つ人は本書を買ってさり気なくススメてみて欲しい。私も妻に本書を介して運動に取り組んでもらったので、意外と効果がある一冊だと思っている。
☆☆☆☆(☆四つ)
他のBlogの反応はこちら。
http://ikadoku.blog76.fc2.com/blog-entry-1581.html
意外とエントリが少ない。
読みやすくて意欲を掻き立てるので、他人にすすめるには最適なレベル感なのだが、進んでトレーニングの本を手に取る人にはやや中途半端なレベルなのかな?
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