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英語教育は技術だ!!:世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法 [自己啓発]


世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法

世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法

  • 作者: 斉藤 淳
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
  • 発売日: 2014/03/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



私は英語は得意ではないし、現在英語を本腰入れて勉強しなければならない業務に居るわけじゃないので、本書の真の実力は評価できないことを最初に断っておく。

で、本書を読んだ感想は、日本の英語教育のダメさ加減が明らかになってるな……。
ということをまず感じてしまった。
【目次】
Prologue 「英語、今度こそ! 」というあなたに…
Chapter 1 世界の非ネイティブエリートは英語をどう学んでいるのか?
Chapter 2 世界の非ネイティブエリートがやっている【発音習得法】
Chapter 3 世界の非ネイティブエリートがやっている【単語習得法】
Chapter 4 世界の非ネイティブエリートがやっている【文法習得法】
Chapter 5 世界の非ネイティブエリートがやっている【最強の英語勉強法】
Chapter 6 世界の非ネイティブエリートは英語を「勉強」しない
Epilogue イェールを辞めた私が、英語塾をはじめた理由


本書で説かれる英語学習法のベースは、筆者がイェール大学で研究者をやっていた時代に受けたイェール大学のプログラム。
これは、外国語を教授する専門の知識を身につけた人によるプログラムであり、筆者がその威力を痛感したために、自らが英語学習塾を開くに至っている。

筆者いわく、日本人が英語を苦手とするのは、英語を教える技術を習得していない人が英語を教えているから。とのこと。
つまり、現在の公立学校の英語教師は英語を教える専門家ではなく、学生時代に英語の成績が良かっただけの人だということが問題なのだ。

この指摘は至極もっともで、私の経験では、英語をキレイに発音できない英語教師も多かったし、英語を教える技術というよりも、英文解釈の文法構造に強い教師ばっかりだったような気がする。
今の私のように、せいぜい英語は文章をちょっと読むぐらいという古い環境で仕事をする分にはそれで足りるのだろうが、今後のビジネス・学問の状況を考えると、そのような教授法とは決別する時代だろう。

本書の言うとおりにやった結果がどうなるのかは分からないが、問題意識の部分は非常に共感できる内容である。

☆☆☆(☆三つ)

他のBlogの反応はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/sakaik_life/20140312/non_native_english






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