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心理学のカタログ:心理学・入門 --心理学はこんなに面白い [心理学]


心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)

心理学・入門 --心理学はこんなに面白い (有斐閣アルマ)

  • 作者: サトウ タツヤ
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2011/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



心理学ではどのようなことを学べるか?心理学はどういった場面で役立つか?についてわかりやすく書かれた入門書。
心理学を学びたいと決めた人よりも、「こんなことを調べてるけど、心理学からアプローチはされているのか?」ということを調べたい人に向いている。


【目次】
序 章 心理学のテーマは無限──心理学って何だ?
第1部 身近に感じる心理学
 第1章 悩みを抱える人を助ける──臨床心理学
 第2章 性格は変えられるか──性格と個人差の心理学
第2部 心理学で日常生活を読み解く
 第3章 身近な人や社会との関係──社会的行動の心理学
 第4章 人が生まれてから死ぬまで──発達心理学
 第5章 心を測る──心理学的アセスメント
第3部 心理学のコアな原理
 第6章 世界をどうとらえるか──知覚・認知・記憶の心理学
 第7章 あなたはなぜそのように行動するのか──行動と学習の心理学
第4部 心理学の過去と未来
 第8章 心はどう探究されてきたか──心理学の歴史
 第9章 心理学はこれからどうなるか──心理学の未来


「心理学」と言うと、血液型性格診断のような占いめいたものとか、宴会のパーティーゲーム的なものを思い浮かべる人が多いかもしれない。
それほどまでに、学問の名前はメジャーだけど、内容はマイナーな学問なのだ。

そうした背景の中で、アカデミックな「心理学」はどういったことを研究しているのか、どういったことがわかるのか。その正確な知識を伝えているのが本書である。

本書を読んで直接使える心理学的なテクニックが身につくということはない。
そういう意味では、本書は目次として使うものであり、気になる部分があれば参考書籍を読み込まねばならない。
だが、どういった疑問なら心理学が使えるのか?についてはバッチリわかるので、心理学を学ぼうと考えている人、心理学的アプローチが有効かどうかを悩んでいる人にとっては非常に有益な内容だろう。

大学で心理学をメインとした専攻を考えている高校生には是非オススメできる一冊だ。

☆☆☆(☆3つ)






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