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インバスケットゲームの作り方:図解!インバスケット・ゲームの教科書―将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの全て [自己啓発]


図解!インバスケット・ゲームの教科書―将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの全て

図解!インバスケット・ゲームの教科書―将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの全て

  • 作者: 長友 隆司
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2011/03
  • メディア: 単行本



管理登用試験・登用後のアセスメントなどのよく使われるインバスケットゲーム。

そのインバスケットゲームの問題を作ることができるようになる一冊。
インバスケットゲームはきちんとやろうとすれば、採点基準・実施方法・問題作成など考えることは多いのだが、本書を読めば最低限の品質を保ったインバスケットゲームを作成・運用できるようになる。


【目次】
第1章 インバスケットゲームの歴史としくみ
第2章 将来の経営幹部を創る選抜研修型人材アセスメントの概要
第3章 インバスケットゲームの効果
第4章 インバスケットゲームを導入する
第5章 昇格昇進試験でのインバスケットゲームの実施と事後処理
第6章 受験者および参加者はどう対応すればいいのか
第7章 選抜型研修として実施する
第8章 インバスケットゲームのケース事例
今後の管理職育成のあり方について―あとがきに代えて


どのぐらいの企業で採用されているのかは知らないが、伝統的に管理職登用試験や管理職登用後のアセスメントとして使われて来たインバスケットゲーム。
情報処理能力・判断基準・イレギュラー対応・方針設定力など、管理職や上級ビジネスマンとして必要な能力を図ることができる試験であるのだが、問題を作成するのは難しく、採点を含めた運用は更に難しい。

コンサルタントに頼むと問題作成だけで数百万円の世界なのだが、本書を読めば最低限の品質を保ったインバスケットゲームを作成することができるようになる。
何故ならば、本書で解説されているのはインバスケットゲームの重要ポイント。ココを外さずに問題を作ればインバスケットゲームとして形になるのだ。

ということは、インバスケットゲームを受ける側としても、事前の準備には最適な一冊。
インバスケットゲームはビジネスマンとしての総合力を図るために設計されているので一夜漬けはほとんど意味を成さないのだが、本書は事前にできる準備としては一番優れた内容だ。

専門的で読者が少なかったであろうから既に絶版のようだが、今読んでも古びているということはなく、十分に使用に耐えうる内容になっている。

☆☆☆☆(☆4つ)

他のBlogでのエントリは見つからない。
絶版の上に、ターゲットが狭すぎるのだろう。
内容は非常に良い本なのだが……。






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