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内容以前・論外の文章を生産しないために:論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 [文章]


論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス)

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス)

  • 作者: 倉島 保美
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/11/21
  • メディア: 新書



 多くのビジネスマンの悩みの種であるライティング。本書はライティングについて、世界標準の形式面をわかりやすく解説した一冊である。「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」のようにロジックを解説した本や、「誰も教えてくれない人を動かす文章術」のように内容・テーマの選び方を扱った本は類書が数多く存在するが、(娯楽目的ではない)ビジネス・アカデミックの文章の形式面を解説した本は珍しく、それが本書の価値を最大限に高めている。

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ノンフィクション作家入門:調べる技術・書く技術 [文章]


調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940)

  • 作者: 野村 進
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 新書



文章術と言っても”文章”の種類によって、注意する点は異なる。
本書は、ノンフィクションを書くための本
「調べる」=取材であり、決してアカデミックな文章やビジネス文書を書くための本ではないことに注意が必要だ。

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読書ガイドとしても超一流:ミステリーの書き方 [文章]


ミステリーの書き方

ミステリーの書き方

  • 作者: 日本推理作家協会
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 単行本



表紙を見てわかるとおり、一級の作家がミステリの書き方についてインタビュー形式で答えた本。
後述の目次に名前が出ている人以外にも、二階堂黎人、石田衣良、横山秀夫、森村誠一、岩井志麻子など売れ筋の作家がてんこ盛り。

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タグ:☆☆☆☆
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「金閣寺」より「バトル・ロワイアル」:誰も教えてくれない人を動かす文章術 [文章]


誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)

誰も教えてくれない人を動かす文章術 (講談社現代新書)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/17
  • メディア: 新書



素人がプロの板前と料理勝負をするとき、どうすれば食い下がれるだろうか? 答えは、できるだけいい素材を使って、手を加えずに出す。
プロの技術を一朝一夕で身につけることはできない以上、素材勝負に持ち込むのが正解だ。

文章も同じ。
歴史に名を残すような大作家がやるように名文を書くのは難しい。
素人は、装飾なしでも面白い文章を考えることにパワーを使うほうが高い効果を見込める。

と、いうのが本書の基本スタンスである。

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ビジネスライティングの古典にして定番:考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 [文章]


考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

  • 作者: バーバラ ミント
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 単行本



実はちょこっと前に読んでいた一冊。
ただ、本書の様な素晴らしいライティングの教科書に対して、私がレベルの低い感想を書くと、本書の効果がないものだと誤解されそうで、一時は感想を見送ろうと思ってました。

結構古い定番の本だし、こんな場末のBlogを見て本書の価値を判断する人もいないだろうと言うことで、このBlogの趣旨たる”読んだ本を自分の備忘録として記録する”に基づき結局感想を書くことにしましたが。


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文章を書くときの接続詞辞典:文章は接続詞で決まる [文章]


文章は接続詞で決まる (光文社新書)

文章は接続詞で決まる (光文社新書)

  • 作者: 石黒圭
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/09/17
  • メディア: 新書



論理トレーニング101題」は接続詞に注意しながら、文章を正確に読み解くための本であった。本書は、接続詞に気を遣ってわかりやすく、綺麗な文章を書くための本である。

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アルファブロガーへの第一歩:<不良>のための文章術 [文章]


<不良>のための文章術 (NHKブックス)

<不良>のための文章術 (NHKブックス)

  • 作者: 永江 朗
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2004/06/24
  • メディア: 単行本



タイトルの<不良>には「プロ」とルビが振ってある。「書いてお金を稼ぐには」と言う副題の通り、本書はライターとして雑誌に文章を書くことを想定した文章技術の本である。ただし、本書はノンフィクションを対象にしており、「ストーリーメーカー 創作のための物語論 」と違って、フィクションとしての物語の作り方は対象にしていないので、その点は注意が必要だ。

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タグ:永江朗
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作家のキャラクターがよくわかる:学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 [文章]


文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)

文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)

  • 作者: 大森 望
  • 出版社/メーカー: パルコ
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 単行本



定番シリーズの文学賞メッタ斬りの2008年度版。
定番の辛口芸風は健在だし、文学賞を通じて作家のキャラクターがあらわになるのがすばらしい。
以下のように、多くの作家についてエピソードが語られている。

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作家のコメントが秀逸なダ・ヴィンチ流文章術:ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック [文章]


ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック (ダ・ヴィンチ ブックス)

ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック (ダ・ヴィンチ ブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 単行本




雑誌「ダ・ヴィンチ」が作った文章術の本。
ダ・ヴィンチらしく、表現方法やキャラクター作りよりも、小説家になるための流れのような部分に力が込められている。

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タグ:☆☆☆
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文学賞を読むためのガイド:文学賞メッタ斬り! [文章]


文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫 お 58-1)

文学賞メッタ斬り! (ちくま文庫 お 58-1)

  • 作者: 大森 望
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2008/01/09
  • メディア: 文庫


文学賞を読むためのガイド。
応募するためのガイドではないのでそのあたりは間違えないように。

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