内容以前・論外の文章を生産しないために:論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 [文章]
多くのビジネスマンの悩みの種であるライティング。本書はライティングについて、世界標準の形式面をわかりやすく解説した一冊である。「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」のようにロジックを解説した本や、「誰も教えてくれない人を動かす文章術」のように内容・テーマの選び方を扱った本は類書が数多く存在するが、(娯楽目的ではない)ビジネス・アカデミックの文章の形式面を解説した本は珍しく、それが本書の価値を最大限に高めている。
ノンフィクション作家入門:調べる技術・書く技術 [文章]
読書ガイドとしても超一流:ミステリーの書き方 [文章]
表紙を見てわかるとおり、一級の作家がミステリの書き方についてインタビュー形式で答えた本。
後述の目次に名前が出ている人以外にも、二階堂黎人、石田衣良、横山秀夫、森村誠一、岩井志麻子など売れ筋の作家がてんこ盛り。
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「金閣寺」より「バトル・ロワイアル」:誰も教えてくれない人を動かす文章術 [文章]
ビジネスライティングの古典にして定番:考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 [文章]
文章を書くときの接続詞辞典:文章は接続詞で決まる [文章]
「論理トレーニング101題」は接続詞に注意しながら、文章を正確に読み解くための本であった。本書は、接続詞に気を遣ってわかりやすく、綺麗な文章を書くための本である。
アルファブロガーへの第一歩:<不良>のための文章術 [文章]
タイトルの<不良>には「プロ」とルビが振ってある。「書いてお金を稼ぐには」と言う副題の通り、本書はライターとして雑誌に文章を書くことを想定した文章技術の本である。ただし、本書はノンフィクションを対象にしており、「ストーリーメーカー 創作のための物語論 」と違って、フィクションとしての物語の作り方は対象にしていないので、その点は注意が必要だ。
タグ:永江朗
作家のキャラクターがよくわかる:学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 [文章]
文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編 (2008)
- 作者: 大森 望
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
定番シリーズの文学賞メッタ斬りの2008年度版。
定番の辛口芸風は健在だし、文学賞を通じて作家のキャラクターがあらわになるのがすばらしい。
以下のように、多くの作家についてエピソードが語られている。
作家のコメントが秀逸なダ・ヴィンチ流文章術:ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック [文章]
ダ・ヴィンチ渾身 本気で小説を書きたい人のためのガイドブック (ダ・ヴィンチ ブックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
雑誌「ダ・ヴィンチ」が作った文章術の本。
ダ・ヴィンチらしく、表現方法やキャラクター作りよりも、小説家になるための流れのような部分に力が込められている。
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