とても監督で決まってるようには読めない。:サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術 [スポーツ]
サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術 (中公新書ラクレ)
- 作者: 清水 英斗
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2015/06/10
- メディア: 新書
サッカーにあまり詳しくない私の場合、「サッカーは監督で決まる」というタイトルなのに、監督によってどう変わるのかが全く理解できなかった。
野球と違ってサッカーは成績が悪い場合シーズン中でもコロコロと監督が変わるので、監督交代になんかしらの意味はあるのだと思うが、その意味は本書を読んだ限りでは全く理解できなかった。
サッカーに詳しくない人に本書のどこが伝わりにくいかは以下。
誰が楽しむ本なんだろうか?:「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー [スポーツ]
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
- 作者: 高橋 秀実
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 文庫
読めば読むほど色々と引っかかる。正直に言うと余り薦められない内容だ。
まず、タイトルが日本語的におかしい「弱くても勝てます」じゃなくて「下手くそでも勝てます」が正しい日本語だろう。とか、結局勝てていないじゃないか。などの初歩的な批判以外にも突っ込みどころが多すぎる。
本書を何周も繰り返そう:正しく効果的に鍛えるための筋トレの正解 [スポーツ]
運動を嫌う大切な人へ:「老けないカラダ」をつくる! 若さのスイッチを入れる習慣術 [スポーツ]
このエントリで触れた「一生太らない体のつくり方-スロトレ実践編」は運動を始めようと思った人が読む入門編。
まだエントリを上げていない「石井直方のトレーニングのヒント」は筋トレが習慣になってきて、更に上を目指す人に向けた中級編。
それに対して本書は、客観的にはトレーニングをやらなければならないが、運動に苦手意識があって着手できない人に対する啓蒙編だ。
一生モノの財産を身に付けろ:シングルの頭の中、100が切れない人の頭の中 [スポーツ]
本当の入門者向けの技術本って無いんですよね……。:ロジカルゴルフ 実戦ノート-考えるラウンドしていますか? [スポーツ]
ロジカルゴルフ 実戦ノート-考えるラウンドしていますか? (日経プレミア)
- 作者: 尾林 弘太郎
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/06/18
- メディア: 新書
ゴルフの考え方。
筆者いわく、上達するには技術の習得よりも、考え方の変革のほうが重要とのこと。
確かに、私のような下手糞からすると、本書で言われているような考え方はしていなかったし「どうせうまくいく確率は低いんだから真ん中を狙って打っていこう」と考えがちだった。
そういう意味では本書を読んで得るところはあったと言える。よくよく考えれば、PDCAサイクルを回すにしても、プランがなければ改善のしようがないのは事実だ。
だが、低レベルゴルファーには問題も一つ。本書のように考えてプレーするとなるとどうしてもスロープレーになりがちだということ。筆者はプレーファーストは上達の上で重要な事項と行っているのだが、レベルが低いと考えることとプレーファーストの両立は非常に難しい。
どちらかと言うと、基本は100以下でたまに100を超えるようなゴルファーが対象なのだろう。
健康を保つために必読。:ジムに通う人の栄養学 [スポーツ]
ゴルフはビジネスマンの必須科目??:企業トップが語る「ゴルフの履歴書」 [スポーツ]
まずは当たり前の判断から:サッカー「観戦力」が高まる [スポーツ]
サッカー観戦のポイントをまとめた一冊。
「マネー・ボール」のように、多くの人が気づいていない凄い選手を見つける見方ではなく、世間一般にスゴイと言われている選手をスゴイと認識するための本。
本書の見方に添って良いと言われている選手を集めると、バルセロナやレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドのようなチームが出来上がるはずだ。