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マンションが特別悪条件とは思えない。:限界マンション ―次に来る空き家問題 [その他]


限界マンション ―次に来る空き家問題

限界マンション ―次に来る空き家問題

  • 作者: 米山 秀隆
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2015/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



最近増えてきた空き家本の一種。
ロジックは人口減から空き家の増を予言するもので、目新しさはあまりない。

本書は、一軒家ではなくマンションにターゲットを当ててるので、むしろマンションの活用についてのほうが興味深い内容だった。

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同族経営の最大のリスク:「西武」堤一族支配の崩壊 -真実はこうだった! [その他]


「西武」堤一族支配の崩壊 -真実はこうだった!

「西武」堤一族支配の崩壊 -真実はこうだった!

  • 作者: 広岡 友紀
  • 出版社/メーカー: さくら舎
  • 発売日: 2015/07/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



西武グループの堤義明について、一族に近しい?筆者が書いた実像。
西武の失敗に関するビジネス的な分析はいろいろなところでされていて、ダイエーなどと同じく土地重視経営の失敗とされることが多いのだが、本書ではそうしたビジネス的な分析は全くなされていない。
むしろ、人間としての堤義明に失敗の原因を見ている内容だ。

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単なる色物ではない本当の棋士。:棋士マイケル・レドモンド [その他]


棋士マイケル・レドモンド

棋士マイケル・レドモンド

  • 作者: マイケル・レドモンド
  • 出版社/メーカー: 出版芸術社
  • 発売日: 2015/08/27
  • メディア: 単行本



プロの囲碁棋士マイケル・レドモンド九段が囲碁との関わりを中心に今までの自分の人生について書いた自伝。
囲碁の棋譜なども出てきて、囲碁のルールを全く知らないと面食らうのだが、米国に生まれて囲碁のプロになるために日本にやってきた(そして、九段という高位のプロになってしまった)人生は、囲碁を全く知らない人にも面白く読めるだけのバラエティに富んでいる。

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社会を変えるのは会議じゃないと思います。:イノベーション・ファシリテーター ― 3カ月で社会を変えるための思想と実践 [その他]


イノベーション・ファシリテーター ― 3カ月で社会を変えるための思想と実践

イノベーション・ファシリテーター ― 3カ月で社会を変えるための思想と実践

  • 作者: 野村恭彦
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2015/05/16
  • メディア: 単行本



フューチャーセッションの意義・やり方を説明した一冊。
そもそも、フューチャーセッションの意義に共感していない人やフューチャーセッションという単語を初めて聞く人は置いて行かれる内容になってしまっている。

私のようにファシリテーションスキルの本だと思って手に取ると、壮大な肩透かしを食らう。

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個性的なビルがいっぱい:いいビルの写真集 WEST [その他]


いいビルの写真集 WEST

いいビルの写真集 WEST

  • 作者: BMC(ビルマニアカフェ)
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2012/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



高度成長期に作られた関西の個性的なビルを対象にした写真集。
表紙にあるような個性的なビルがたくさん出てくるので、表紙に惹かれた人は見ると楽しめるだろう。

反対に、最近のビルによくあるようなシンプル&上質を狙った外観が好きな人には響かない写真集だ。


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戦略論のショーウィンドウ:戦略論の名著 - 孫子、マキアヴェリから現代まで [その他]


戦略論の名著 - 孫子、マキアヴェリから現代まで (中公新書)

戦略論の名著 - 孫子、マキアヴェリから現代まで (中公新書)

  • 作者: 野中 郁次郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/04/24
  • メディア: 新書



戦略論のガイドブック。
名著とされている古今12の戦略論(詳細は後述の目次参照)についての概要と、その本は何がすごいのか?を簡単に紹介している。

本書だけを読んで、戦略論に対するアンチョコ的な使い方をしてもいいし、本書を読んで気になった戦略論に本格的に取り組んでもいいだろう。

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特別な人が生まれた背景:あんぽん 孫正義伝 [その他]


あんぽん 孫正義伝 (小学館文庫 さ 19-1)

あんぽん 孫正義伝 (小学館文庫 さ 19-1)

  • 作者: 佐野 眞一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/09/05
  • メディア: 文庫



孫正義の人間面にフォーカスを当てた伝記。
ルポライターの筆者には、ビジネス的な素養はなく、孫正義がビジネスで成功した理由やビジネス上のターニングポイントについては殆ど触れられていない。
反面、孫正義の過去・生い立ちに対する取材力は素晴らしく、どのような環境が孫正義を産んだのか、本書を読めば非常によく理解できる。

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タグ:佐野眞一
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マリメッコの基礎を作ったデザイン集:マイヤ・イソラ Maija Isola [その他]


マイヤ・イソラ Maija Isola

マイヤ・イソラ Maija Isola

  • 作者: マイヤ・イソラ(1927〜2001)
  • 出版社/メーカー: パイインターナショナル
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



サブタイトルは、「マリメッコを輝かせた、伝説のデザイナー」。
人気ファッションブランド「marimekko」の基礎を作ったとも言える一人のデザイナーの伝記。

といっても、文字の部分は非常に少なく、マリメッコのデザイン写真がふんだんに収納されている。デザイン画集に伝記パートがチョット付け加わったという方がイメージは正確だろう。

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我が子を導く学問的手引:やさしい発達と学習 [その他]


やさしい発達と学習 (有斐閣アルマ)

やさしい発達と学習 (有斐閣アルマ)

  • 作者: 外山 紀子
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2010/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



教育心理学・教育発達学の基本的な内容がまとまっている。
有斐閣といえば法律書が有名だが、本書もクオリティが高く、出版社の実力がよく分かる。

小中学校の教師を志す人はおそらくこの辺りの内容を常識的なものとして学習しているのだろう。
それだけに、世間から求められているものとのズレを感じずに入られないのだが……。

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人間は変わっていく。願わくばいい方向に。:おとなが育つ条件――発達心理学から考える [その他]


おとなが育つ条件――発達心理学から考える (岩波新書)

おとなが育つ条件――発達心理学から考える (岩波新書)

  • 作者: 柏木 惠子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2013/07/20
  • メディア: 新書



ビジネスにおける人材育成に使えるかと思ったら、家族論・ジェンダー論の内容だった……。

本書は、子どもに対する学問である発達心理学を大人に対して適用した内容。
「育つ」というタイトルは能力の向上というよりも、「自分らしさの発現」というぐらいの意味で考えたほうが本書の内容をイメージしやすい。


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