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鉄砲伝来は何年??:太閤のレガリア [小説]


太閤のレガリア

太閤のレガリア

  • 作者: 川村 隆一朗
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2011/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



暇つぶしに手にとった割には面白かった。
数多くある本から積極的に手に取る程でもないが、興味を持って読み始めたら最後まで一気にいける作品。

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勧善懲悪風味のストーリーも計算の上:黒革の手帖 [小説]


黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)

黒革の手帖〈上〉 (新潮文庫)

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫



黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)

黒革の手帖〈下〉 (新潮文庫)

  • 作者: 松本 清張
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 文庫



言わずと知れた松本清張の有名作品
あえていまさら内容や感想を書くまでもない。

ただ、本書を読み返して思ったのは、松本清張には時代を超えて愛読される理由が詰まっている。

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江戸時代の謀略戦:雲霧仁左衛門 [小説]


雲霧仁左衛門 (前編) (新潮文庫)

雲霧仁左衛門 (前編) (新潮文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1982/06
  • メディア: 文庫



雲霧仁左衛門 (後編) (新潮文庫)

雲霧仁左衛門 (後編) (新潮文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1982/06
  • メディア: 文庫



鬼平犯科帳(一)」より前に書かれた江戸の火付盗賊改方vs大盗賊の物語。



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暗闇の決闘:エスピオナージ [小説]


エスピオナージ

エスピオナージ

  • 作者: 麻生 幾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/08
  • メディア: 単行本



麻生幾といえば、スパイ小説。
本書もその例に漏れず、スパイの特殊な世界を描いた小説だ。

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末期の企業を舞台にした人間ドラマ:株価暴落 [小説]


株価暴落 (文春文庫)

株価暴落 (文春文庫)

  • 作者: 池井戸 潤
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫



経営不振のスーパーマーケットに対する爆弾事件をテーマに、銀行内部の抗争をスパイスに加えたミステリ。
20年ぐらい前だと専門的な経済ミステリという扱いを受けたのだろうが、経営不振企業の大型倒産が珍しくなくなった今では、普通の読み物として接することができる。


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社会派としてはいい出来:震える牛 [小説]


震える牛

震える牛

  • 作者: 相場 英雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/01/31
  • メディア: 単行本



正統派の社会派ミステリ。
ここでは明記しないが、元ネタとなった事件・社会問題は5~6個簡単に挙げることができる。

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筆者の2パターンの作風を受け継ぐ:人生教習所 [小説]


人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)

人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)

  • 作者: 垣根 涼介
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2011/09/30
  • メディア: 単行本



やり直し願望のない大人は幸せだ。
でも、そんな人はごく少数だろう。
多くの人は、何らかの所でやり直せたらな・・・と思いながらも日々頑張っているのだろう。

本書は、人生のやり直し目指す登場人物が、小笠原諸島での教習を経て人生をやり直すストーリー。

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実はミステリよりもSF向けの作者かも:モルフェウスの領域 [小説]


モルフェウスの領域

モルフェウスの領域

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/12/16
  • メディア: 単行本



ナイチンゲールの沈黙」から派生したサイドストーリー。
正直に言えば、元ネタになった「ナイチンゲールの沈黙」よりもはるかに面白い。

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この余裕を持っていられるのも後何年か……。:尖閣喪失 [小説]


尖閣喪失

尖閣喪失

  • 作者: 大石 英司
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2012/05/24
  • メディア: 単行本



ノンフィクションだと思って手にとったら、所謂架空戦記のフィクションだった。
こうして期待はずれで読み始めたのだが、内容的には面白かったので、専門用語に苦戦しつつも読み切ることができた。

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運命のはかなさ:パラドックス13 [小説]


パラドックス13

パラドックス13

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: ハードカバー



東野圭吾の描く「サバイバル」。
さいとう・たかをの漫画「サバイバル」は自然の脅威がはっきりと分かる構成だったが、東野圭吾の本書は、自然よりも人間に焦点があわさった作品。

人間の怖さ、不思議さ、強さ、そして運命の不条理が非常によく分かる。

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