将棋本オールタイムベストテン [将棋]
double crownさんのところで将棋本ベストテン企画があったので、参加してみます
http://d.hatena.ne.jp/doublecrown/20080125/1201270024#seemore
私は将棋自体は余り強くなく(将棋倶楽部24で11級~12級くらいです)、将棋にはたまに関わる程度なので強い方から見れば浮いた感じがするかもしれません。
1位 :この何年かでおそらく一番価値が上がった将棋本。今のコンピュータは強いくせに手加減が下手だから、この本にお世話になることが増えます。この本のおかげで、私も激指しに4枚で勝負に持っていくことが出来ました。
2位:5手詰と分かっていれば解ける。この程度の初心者にはうれしい本です。
ホントに勝てる振り飛車―先崎式将棋レクチャー&トーク (先崎式将棋レクチャー&トーク)
- 作者: 先崎 学
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
6位:振飛車党のたしなみ、ゴキゲン中飛車の解説。ちょっと難しいけど、定跡書も何かひとつは読んでおかないと、インターネット将棋ではつらいものがあります。
7位:ここ何年かで価値が下がったと思われる本。今は渡辺明ブログでトップ棋士の自戦記、日常を読むことが出来ますからね…
故大山名人と同世代の人は時代を懐かしむ楽しみ方があるでしょうが、昭和50年代生まれの私には、そういった楽しみも出来ませんし。
8位:難しい本だけど、将棋倶楽部24の低級には振飛車が多いので、目を通してみると良いかも(相振飛車の解説では一番分かりやすい)。
ちなみに著者の藤井九段は現役の中では一番本を書く(企画する)のがうまい棋士だと思います(次点は羽生二冠。羽生二冠はメジャーなだけ合って玉石混交になっているのが残念)
9位:モデルのいる「月下の棋士」と比べて、純粋なフィクションなので将棋に詳しくない人でも楽しめる。パワーあふれるバカを描いた漫画で、将棋という括りが無くても一押し。
「ヒカルの碁」よりは泥臭いけど、それが囲碁と将棋のイメージの差なのかもしれない。
10位:将棋のプロになる前の奨励会の厳しさを舞台にした小説。将棋小説の定番ではありますが、ちょっとセンチメンタルすぎて受け入れないところもあります。将棋だけじゃなくてどの世界も厳しいんだし。
以上、低級振飛車党の私のベストテンでした。
余談ですが、私は将棋を久しぶりにインターネットで指すにあたって、振飛車を選択しました。確かに振飛車のほうが覚えることは少なくて楽なのですが、プロの棋士の多くは居飛車党なので、将棋を見る楽しみは居飛車のほうが大きいと感じました。
このあたりのことも含めてルールを知っているだけの人がインターネット将棋(かなり高レベル)に再デビューする時の手引書みたいなものがあればうれしかったですね。将棋連盟はそういった本を企画してくれないかな・・・・・
反省:横着してamazonリンクを使ったため、見づらくなりました。
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