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フィクション度が高いほうがマシ:黄昏流星群10 [漫画]

黄昏流星群 10 (10) (小学館文庫 ひA 40)

黄昏流星群 10 (10) (小学館文庫 ひA 40)

  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/02/15
  • メディア: 文庫

題9巻はこちら
http://blog.so-net.ne.jp/book-sk/2008-02-03-1

前作はボロかすにけなした黄昏流星群の第10巻
またしても奥さんが買ってきたので懲りずに読んでみました。

第10巻は第9巻と異なりタイムスリップストーリーと怪異譚。
第9巻では、筆者が描く団塊の世代の主張が余りにも団塊の世代を弱いものとして描き、光の面だけを強調するので正直気分が悪くなった。

しかし、第10巻では完全にフィクションのストーリーなので筆者が意図した熟年の性・恋にスポットを当てて読むことが出来る。
そうしてみると、普通に読めるから不思議だ。といっても、特段優れているとか、感動的であるとは思えない。あくまでも普通の漫画として読むことが出来るというレベルにしか感じなかった。
この漫画は熟年を描くことに主眼があるはずなのに、若者が主人公でも余り変化が無い様に思えるのだ。

辛口の評価になっているのは、筆者の作品に私が偏見を持っているためだとと思うが、少なくとも、この作品は腹を立てずに読むことは出来た。

☆☆★(☆二つ半)


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