子供は自由だ:スウェーデン式 アイデア・ブック2 [自己啓発]
スウェーデン式 アイデア・ブックの第二巻。
本書は、子供の自由な発想が描かれており、発想の大切さを教えてくれる。
子供の発想の自由さを持ったまま大人の知識と論理を得ることが出来れば最強だな、と考えずにはいられない。
本書では、子供の自由な発想を中心に、小話が30ほど書かれている。
「常識」からすると、自由を通り越して荒唐無稽に見えるのだけど、画期的な新商品を開発したりするのは、意外とそういった荒唐無稽なアイデアなのであろう。
実質は絵本だし、理解するのに難しい内容は存在しないので、あっさりと読むことが出来る。
しかし、この本を読んで考えさせられることは多いので、自己啓発本に飽きてきた人や疲れた人はぜひ手にとってもらいたい。
内容については、個々の小話を説明するわけには行かないが、何事もやってみなければわからないというのが本書の中心的な命題になっている。
何かに挑戦することに億劫になっている人や、無理と言うのが口癖になっている人は一度読んでみると、反省させられること間違い無しである。
なお、本書はシンプルながら味のある絵本となっており、センスもいいのでちょっとした贈り物などにも使えそうな装丁になっているのもいいポイントである。
☆☆☆(☆三つ)
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