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大阪人にはリバタリアンが多いのでは? [opinion]

橋下徹、「サービスを削って黒字化しただけ、ほめられた話ではない」と自ら認める
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20090215/1234660344

橋下府知事による府政黒字化を単純に評価する人々
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090210/p1

橋下府知事の改革は、サービスを大幅にカットしただけであり、持ち上げすぎるのは危険ではないかという意見。

一般的には上記ブログの意見は間違っていないと思う。
でも、大阪府民にはその意見は通用しないのでは無いか。
大阪出身の経験から言えば、大阪府民には意地汚いリバタリアンと言うべき政治姿勢の人々が結構多くいる様に思えるのだ。

ウィキペディアより
リバタリアニズム(自由意志論 英:libertarianism)とは、他者の権利を侵害しない限り、各個人の自由を最大限尊重すべきだとする政治思想である。


大阪で多くいる様に思える意地汚いリバタリアンとは、「お上になんかたよらへん」とか「お上のやることなんてうちらとは関係ない」、と言い切ってしまうタイプ。
リバタリアン思想そのままに、国・府・市町村によって公的なサービスが行われるよりも、税金を下げて放置して貰うことを喜ぶ。

さすがに警察を廃止して無政府状態になることを歓迎する人はいないだろうが、生活保護・各種補助は全廃して個人の努力で何とかしてくださいとか、バスは全廃するので自分で何とかしてくださいと言われたら、「しゃーないな」で終わってしまいそうな人は結構いると思う。

溜池通信さんのいつぞやのエントリで、大阪の人は振り込め詐欺に引っかからないしたたかさを持っているのに、横山ノックを知事として選んでしまういい加減さとの二面性がわからない、と言った趣旨の記事があったが、私にはちょっとだけその心理が推測できる。
つまり、自分のことは自分でしっかりするが、お上のやることには期待していないので誰がなっても同じ(だから他よりおもろそうな人が良い)と考えているのだろう。

もともと府に期待するものがないのだ。


じゃあ、なんで橋下知事が選ばれるまで支出が増大していたのか?
それは「意地汚い」リバタリアンなので、もらえるモノは遠慮無く貰うことが一面で行われてきたからだ。
理想主義者リバタリアンなら、自分の利益になることでも政府が肥大することは拒否するのだろうが、大阪に多いタイプはお上には期待しないけど、自分の利益になるなら諸手を挙げて歓迎する。と言うもの。

このように、政治的無関心と利益歓迎が同居していたため、どうしようもないぐらい赤字が積み重なったのだろう。


このように、私の考えでは、橋下知事のようにとにかくサービスを切っていくやり方は意外と大阪府民の性質にマッチしたやり方だと思う。
国では小泉元首相の「改革」という名の政治方針に耐えきることはできなかったけど、大阪府なら橋下知事のやり方が長くつづいても不思議ではない。






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コメント 2

koge

節子!それリバタリアンやない!オバタリアンや!
by koge (2009-02-18 10:08) 

book-sk

大阪が節子のように末期的なのは事実ですよね……
by book-sk (2009-02-18 23:51) 

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