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意外性のトリック:斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 [小説]


斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス)

斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス)

  • 作者: 島田 荘司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/02/08
  • メディア: 新書



「密室入門」のエントリでも触れられているように、館の構造がキーを握る館モノの典型的なミステリ。
こういう謎もばかばかしくて面白い。
本書は謎解きを楽しむ生粋のミステリ(所謂本格ミステリ)なので、あらすじを書くことはしないが、トリックは一見の価値が有る。

本格ミステリだけ有って、ストーリー、登場人物のキャラクター、時代背景などは全ておまけ。
パズルのように謎解きを楽しむ。
ただそれだけ、そして真相解明で衝撃を受ける物語だ。

あまり多くを語らないが、ミステリとしてはぶっ飛んでいて意外性十分。
この手の小説が好きな人なら間違いなく楽しめる。

☆☆☆(☆三つ)

他のBlogの反応はこちら等。
(ポジティブな評価のエントリ)
http://matsukasa63.blog83.fc2.com/blog-entry-8.html
http://blogs.yahoo.co.jp/ayusydney/4668437.html
http://kotodomo.exblog.jp/2313217
(微妙な評価のエントリ)
http://fudebaco.blogspot.com/2009/08/blog-post_8083.html
(ネガティブな評価のエントリ)
http://blog.livedoor.jp/jedi_k/archives/51551075.html
http://blog.goo.ne.jp/sanadamushi2005/e/b0645847a65294375cab7d2abbff3c4b

いろいろな意見があります。
確かに、奇をてらうことを狙った一点突破の小説なだけに、意見は分かれるのでしょう。
私はこんなのも悪くないとは思うんですが……。





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