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自民党からの脱皮 [opinion]

Chikirinの日記「妄想コンテスト  政治編」より
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090906

これに触発されたわけではないが、私の希望的な妄想を一つ。
それは……
自民党の中堅・若手が一斉に離党し「新・自民党」を結成する。


こうなれば、日本の政治がまともな方向に大きな一歩を踏み出せるのだが。

今の日本では明らかに国民の支持を集めることの出来そうな主張なのに、過去の自民党が決めたことだからブレを批判されるのが怖くて誰にも主張できないタイプの政策が結構存在する。

例えば
●宗教法人に対する課税
(宗教のコアな信者以外の多くの国民は賛成するはず)
●パチンコ非合法化、国営カジノ創設
(なんでパチンコだけ合法的に賭博が許されているのでしょうか?)
●地方の高速道路の減築
(誰も使わないような高速道路を廃棄して維持費を浮かせる。環境を考えた廃棄技術を進めれば、新たな産業にもなり得る。)
●武器輸出解禁による市場創設、防衛調達費削減
(小銃や地雷は支持を得られないだろうけど、艦船・車両を米軍に売ってコストを下げるぐらいなら支持する人も多そう)

そのほかにも色々ありそう。

それでも現状だと、自民党が目玉政策として宗教法人への課税を打ち出しても、今まで非課税にしておいて急に課税するのはおかしいと反論されてぐだぐだになってしまう。
ところが、新・自民党を作れば「それは旧・自民党のやったことですから、うちには関係有りません」と言い返すことが出来るようになる。

昨今では、合理的でない政策とか誰が得するかわからない政策よりも、ブレることの方が批判される傾向が強まっている。こうした中で、日本の二大政党が自民党と民主党だと、民主党が反対しない過去の非合理的な遺産は誰も否定できなくなってしまう。。

それよりは、民主党が旧社会党から分離して非現実的な主張から離れたように、自民党も一部を残して分離し、過去のしがらみから決別すればいい
残った旧・自民党は地方を重視しつつ伝統的価値を強調する右派という、ニッチな政党として国民新党と合流すればいい。それでも社民党+共産党より多い程度の勢力は保持できるだろう。

この妄想は意外といい線行ってるとおもうんだけど……。





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