パニック障害を理解するために:電車に乗れない人たち―大丈夫、パニック障害は治るよ! [その他]
パニック障害とは何か?
患者さんはどういう気持ちなのか?
どう対処すればいいのか?
そういった、パニック障害に対する初歩の知識が詰まった本書。
パニック障害理解のための第一歩となりうる一冊である。
【目次】
1 「アレがまた起こったら…」―私だけじゃない、みんな不安と闘っていた!
(みんな不安と闘っていた!)
2 「なぜ電車に乗れなくなってしまったの?」―私がそうなった理由って?
(ソレ(突然起こる発作)の正体は「パニック発作」なぜワタシに起こるの?なぜ起こらない人がいるの?)
3 「電車に乗れないのは病気だったから!」―パニック障害という病気
(病院で見つかりにくいのはなぜ?パニック発作が進行していくと…?パニック障害は治るの?)
4 「電車に乗れる日はくるの?」―パニック障害からの脱出
(どうやってパニックから脱出していくの?毎日の生活からリラクゼーション!)
5 「もうパニックも怖くない」―毎日を不安なくすごすためのヒント
(大丈夫、パニック障害は治るよ!)
最近はパニック障害もずいぶんと知名度を得てきたようにも思えるが、人によっては甘えや弱さの発露と受け取る人もいるだろう。
そういう人こそ、この本を読んでみてほしい。
誰にでも起こりうるし、非常に苦しいモノなのだ。
治療法については、本書はまず相談することを薦めている。
これが正しいかどうか私の知識では検証することが出来ないが、無難なところではあるのだろう。
専門の人、知識のある人にはおそらく物足りないと思われるが、わかりやすく初めての人・知らない人が読むにはぴったりだ。
☆☆☆(☆三つ)
他のBlogの反応はこちら等。
(ポジティブな評価のエントリ)
http://magurootoko.blog7.fc2.com/blog-entry-1208.html
http://successread.blog66.fc2.com/blog-entry-495.html
検索してわかったのだが、パニック障害に悩む人は思っているより多い。
パニック障害も他人事ではないのだ。
2009-09-13 23:28
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