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林野庁最強伝説?? [opinion]

うーぱー日記 ( 機関投資家戦略室 )「けしからん、やから、、、」より
(前略)でも、最近は必ず経済対策が打たれると、住宅金融支援機構と林野庁に予算が付いているので、そこだけは、チェックポイントですでどねー、、、(後略)

http://d.hatena.ne.jp/uupa/20091208
林野庁に何故か予算が付くという話。


30代より上の人なら三公社五現業という言葉を聞いたことがあると思う。
その昔、国が行っていた民間類似事業だ。
私も学生時代に、民間企業と同じような仕事をしているのに、争議権が認められないのはどうなのか?と言った話を法学部の授業で聞いたことがあるような気がする(うろ覚え)。

その三公社五現業とは
(三公社)
1.電電公社
2.専売公社
3.国鉄
(五現業)
4.郵便、郵便貯金等の事業
5.国有林野事業
6.日本銀行券、紙幣、国債等の印刷の事業
7.造幣事業
8.アルコール専売事業
である。


それらは今、どうなっているのだろうか?
(三公社)
1.電電公社→NTT(完全民営化)
2.専売公社→JT(完全民営化)
3.国鉄→JR(完全民営化)
(五現業)
4.郵便、郵便貯金等の事業→現日本郵政グループ(いったんは民営化。今後は国営化されていくのだろうけど。)
5.国有林野事業→林野庁(国営のまま
6.日本銀行券、紙幣、国債等の印刷の事業→現独立行政法人国立印刷局
7.造幣事業→現独立行政法人造幣局
8.アルコール専売事業→現日本アルコール産業株式会社(但し、飲酒アルコールの専売は廃止)

行く末の定まらない郵政を除くと、三公社五現業の中で国営のまま残っているのは林野事業だけなのだ。
何故林野事業だけが残ったのかは理解できない。

素人目には、稲作や漁業と比べて利権が大きい様には見えない……
印刷・造幣が独法化しているのに、林野事業が民営化・独法化がそぐわないジャンルというわけでもない……
忘れ去られているほど小さい組織だとも思えない……

実は林野庁は隠れた実力(政治力・利権)を持った組織だったのだろうか??
前々からちょっと不思議に思っていたのだが、未だに謎である。






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