デビュー昨の荒々しさ:背の眼 [小説]
道尾秀介のデビュー作。
ミステリ、ホラーとして秀逸で、十分に楽しめる一冊。
これで、大賞を取れなかったのはちょっぴり意外だ。
本書は道尾秀介が有名になった今と通じる部分が多く見られる作品。
ホラーテイストが強いのだが、ミステリとしても本格派だ。
もちろん、今とは違って、デビュー作ならではの荒々しさや、あざとさは存在する。
そうした部分も含めて、ファンならば興味を持って楽しむことができるだろう。
☆☆☆(☆三つ)
他のBlogの反応はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/kassanova/e/20ac161506dca285131364604a0b28b7
http://blog.livedoor.jp/oresama_festa/archives/51746350.html
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http://blog.livedoor.jp/lovehon/archives/54629291.html
http://blog.goo.ne.jp/sanadamushi2005/e/493f013ce63e50beef7970e92eaf71be
意外と評判が良くない。
私は好きなんだけど・・・・
とはいえ、筆者は霊的な怖さより、狂気の怖さのほうがうまく演出できるのだろう。
だから、他の作品より評価が下がるのかも。
TBありがとうございました。
ブログ拝見させて頂きましたが、紹介されている本の数に圧倒!
次回の本選びの際、参考にさせて頂きますm(_ _)m
by カエルノハナブエ (2011-06-02 22:17)