SSブログ

最強の婚活本:「結婚」で人生を黒字化する! 会計士夫婦が教える、お金と夢を倍速で手に入れる方法 [社会]


「結婚」で人生を黒字化する! 会計士夫婦が教える、お金と夢を倍速で手に入れる方法

「結婚」で人生を黒字化する! 会計士夫婦が教える、お金と夢を倍速で手に入れる方法

  • 作者: 野瀬大樹
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2010/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



久々に大ヒット。
21世紀の結婚スタイルを示した良書である。

【目次】
プロローグ 「結婚」と「景気」のフシギな相関関係

第1章 結婚は、私たちの人生の「投資財」だ
 書店を見ればわかる、男女の人生観
「専業主婦になりたい!」という女性はなぜ叩かれる?
 専業主婦は「狭き門」になった
 幸せをゲットできる確率は1・9%!
 結婚には5つの理由があった
 これからの結婚は「投資財」だ

第2章 収入が2倍になる!  結婚による収益性の向上
 会計士になったらモテますか?
 男性が体験する「モテ革命」
 結局、女はキレイが勝ちか?
「最初の見合い相手が一番条件がよかった」なんて……
 男と女の価値がクロスする、本当の「結婚適齢期」とは?
「運型婚」から「努力型婚」の時代へ
 結婚はM&Aだ!
 新しい結婚の形――「対等合併」
「対等合併」夫婦2つのポイント
 狙うべき「3つめのエンジン」 
 投資初心者は月1万円から始めよう

第3章 支出が25%減る  結婚による「効率性」の向上
 結婚に重くのしかかる「お金」という数字
 結婚生活の「間接費」って何?
 夫婦で間接費を削減するためのシミュレーション
 カップルが削れるコストはまだある!
 取引コストの削減シミュレーション
「1・5倍」と「二人」がコスト削減成功のキーワード

コラム 結婚による「希少性」、結婚のための「希少性」
 日本に2万人もいる会計士の中で私たちがAmazon1位を獲得できた理由
 女であることは得? 損?
 65億人と争う時代に生きている私たち
 夫婦で打ち出す「希少性」戦略
 婚活にも「希少性」が重要

第4章 リスクが2分の1になる  結婚による「分散投資」
 予定がズレた私たちの「リスク分散」計画
 結婚によるリスク分散5つのパターン
  1パターン1 高度経済成長型
  2パターン2 バランス型
  3パターン3:守備重視型
  4パターン4:攻撃重視型
  5パターン5:長期投資型
 仕事を持つことが、女性の自己実現の手段
 女性こそ資格を目指す!

第5章 経済的・精神的自立の完成  結婚による「自立性」の向上
「稼ぐ女」の時代
 人生に失敗するマザコン男女たち
 会社に頼らない人生は結婚が作る
 今の日本に必要な「強い若者」
 自立するために必要なお金の試算をしよう~結婚、育児、老後
  1こども1人のケース
  2こども2人のケース

第6章 結婚で


本書は結婚によって男女ともに裕福になることを目指す。
「男女とも」というのがポイントで、昭和時代は女性がお金持ちの男性と結婚することで裕福になることを目指していた。だが、「「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま」などでも語られているように、ひとりの稼ぎで女性+子供を養うことのできる男性は絶滅危惧種とも言えるべき貴重さだ。

かと言って、結婚自体を諦めて、ひとりで生きて行くこともリスクが高い
病気・精神的消耗などで働けなくなったら収入は途絶えてしまう。
1年間の自己啓発で収入を1.2倍にするチャンスがあっても、1年間無収入でいることは出来ないのでチャンスを見送らざるをえない。

このように、一人で家族を養うほどの高給は取れなくなっている時代をを逆手にとって、夫婦で稼げば一人で稼ぐよりも強固な財務体質を構築することができる

また、収入面が増えるという面だけではなく、結婚による支出抑制効果に触れている点もポイントが高い
「一人口は食えぬが二人口は食える」と昔から言っているが、結婚を踏みとどまってしまう人々はそのあたりが理解出来ていないことが多い。結婚すると、支出が減って、収入が増えなくても裕福な生活ができる
これは私の経験からもわかる、厳然たる事実である。

一部の女性は未だに玉の輿幻想が捨てられないかもしれない。
だが、好条件の相手と結婚する一番の近道は、自分が良い企業に就職して高い収入を確保することだ。
そのあたりの基礎的な事実も含めて、21世紀の結婚についてまとめた良書。
本書を読むのが若い時であればあるほど、本書の価値は高くなる

☆☆☆☆(☆四つ)

他のBlogの反応はこちら。
http://life-value.blog.so-net.ne.jp/2011-05-13
http://blog.livedoor.jp/johnny_yoyogi/archives/1365216.html
http://syoen.blog.so-net.ne.jp/2010-10-24
http://smilesignal888.blog44.fc2.com/blog-entry-478.html

私はすでに結婚していて、子どももいる30代なかばの男性ですが、本書を独身時代に読んでいたらどうなったかな?というのはふと考え込んでしまいました。
ちなみに、私の結婚が収支にプラスになったかというといろいろあって微妙。
このあたりも、他の書評に絡めて、どこかで書いてみたいと思ってます。





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。