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2008年2月まとめ [まとめ]

2月は小説9冊、漫画4冊、その他9冊を読みました。
これらについてまとめたいと思います。

●小説について

続き物である水滸伝 17 (17) (集英社文庫 き 3-60) (集英社文庫 き 3-60) を別格にすると、今月読んだ小説のNo1は亜玖夢博士の経済入門。軽い作りながら、橘玲独特の皮肉を含んだ語り口で語られる小説は読み応え十分。また、経済に興味が無くとも楽しめるのだが、小説のテーマとなった経済理論は基本的なだけに、知らない人にとっては抑えておきたい知識が身につく良作である。

亜玖夢博士の経済入門

亜玖夢博士の経済入門

  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 単行本

次点は松井今朝子の辰巳屋疑獄 (ちくま文庫 ま 34-1)分量が少ないのが難点だが、内容は読み応え十分。歌舞伎の知識に偏っていないのも読みやすい。

前月と違って、水滸伝を別格扱いにしたのはこの小説が私のつぼに入った小説であり、完結するまでずっと一位としてまとめるのは、まとめのバリエーションが少なくなりすぎると思ったからです。

●漫画

今月は2冊だけであり、先月のお受験の星 2 (2) (ビッグコミックス) の様に特別にお勧めのできるものが無いので割愛。 

●その他(ビジネス書、歴史書、経済書等)

今月読んだ本は当たりが多かった。まずはダイヤモンド社が売り出し中の勝間和代のこの一冊。現代の自己啓発書の基本となる一冊。時代に合致していて、なおかつ読みやすく、効果も出ると言う意味では基本にして最高の一冊といえる。

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/12/14
  • メディア: 単行本
次に野口悠紀雄のこの一冊。筆者の野口悠紀雄氏は多彩な著作があることから、専門がなんだかご存じない方も多いかもしれないが、当代一と言ってもいい見識を持った経済学者である。
その著者が現在の日本について解説した一冊は、まさに日本人必読の書であるといえる。
資本開国論―新たなグローバル化時代の経済戦略

資本開国論―新たなグローバル化時代の経済戦略

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: 単行本
そのほか幸せになる投資戦略を探せ ―僕たちの10年後物語 金持ちいじめは国を滅ぼす (講談社+α新書) も気軽に読めるが、内容は悪くない良作である。
願わくば来月も当たりに恵まれますように・・・・・


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