今回は商売は余り関係ない：狼と香辛料7

狼と香辛料 (7) (電撃文庫 (1553))

• 作者: 支倉 凍砂
• 出版社/メーカー: メディアワークス
• 発売日: 2008/02/07
• メディア: 文庫

シリーズ5巻、6巻のエントリはこちら
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-03-04
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-03-29-1

狼と香辛料の7巻。
と言っても、今回はメインストーリーとは関係なく、短編集になっている。

商業＋ファンタジーのライトノベルである本シリーズだが、本書は本筋から離れたサイドストーリーなので、商業に関する描写はほとんど存在しない。
徹頭徹尾ヒロインであるホロにスポットライトが当たった作品になっている。

本書に収録されているストーリーは3話。
ひとつはメインストーリーとは時間軸の異なるストーリーで、昔のホロを描いた物語となっている。
残る二つはメインストーリーの幕間の物語。
どちらもホロメインでストーリーが進行し、新たなキャラクターの魅力が描かれている。

本書はある種ライトノベルらしい、ストーリーよりもキャラクターに重点が置かれた構成になっている。
キャラクターのファンなら読んで楽しめるであろう。

☆☆（☆二つ）

カスタム検索

タグ：短編集 ライトノベル ☆☆ 支倉凍砂