またまた濃いキャラクターが登場:ナポレオン獅子の時代10 [漫画]
ナポレオン獅子の時代 10 (10) (ヤングキングコミックス)
- 作者: 長谷川 哲也
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/09/29
- メディア: コミック
ナポレオン獅子の時代10巻。本書は私がよく行く最寄りの本屋で扱わないぐらいマイナーなので、発売日から読むまでに時間がかかってしまった。
女性には受けないだろうけど、非常におもしろい。もっとメジャーになってほしいと思うんだけど。
本書はナポレオンの生涯を、漫画ならではの誇張たっぷりに描く作品。
冒頭の表紙を見てもらえればわかるぐらい、非常に特徴ある絵柄で迫力たっぷりに描かれている。
ちなみに、表紙に描かれているのは、ナポレオンの部下オージュローである。
第10巻でも、新たにデュマ将軍(「三銃士」の作者の父親らしい)やタレイランが登場しているが、どちらも非常に特徴的だ。特に、タレイランはナポレオン時代とナポレオン後のウィーン会議で大活躍をする外相だけに、今後とも出番が多くなるのだろう。
本書では現在、イタリアで将軍として戦うナポレオンが描かれている。第10巻でまだ総統にもなっていないところを見ると、結構長くなりそうなのが唯一の心配点だが、日本・中国の歴史に比べ類似策が少ない欧州の歴史物として、非常に楽しめる作品である。
☆☆☆★(☆三つ半)
【本シリーズのエントリ】
アルコレの戦いなど:第9巻のエントリ
http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2008-04-12-1
他のBlogの反応はこちら等。
http://eiji-a.at.webry.info/200810/article_7.html
http://d.hatena.ne.jp/k-tozawa2/20081007/1223306488
http://sideway-shiffle.cocolog-nifty.com/wargamer/2008/10/mtg---ba0d.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hayase_ausf_h/55305403.html
http://d.hatena.ne.jp/kanikani4/20080930/1222782839
さすがに皆様、絶賛状態。このまま破綻せずに終わりまで書いてほしいすばらしい作品です。
ただ、やっぱり女性と思われるエントリはほとんど発見できませんでした。
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