インチキにだまされるな：フィットネスIQ―知識でカラダを変える本。

フィットネスIQ―知識でカラダを変える本。

• 作者: 齊藤 邦秀
• 出版社/メーカー: スキージャーナル
• 発売日: 2008/03
• メディア: 単行本

なんちゃらダイエットというのは定期的に流行る。
中にはかなり胡散臭いものも……。
そんないい加減なダイエット知識にだまされず、常識的なカラダに関する知識を身につけることができる。

【目次】
第1章 ウォーミングアップ
　(フィットネスIQテスト フィットネスFAQ)
第2章 ブレインワーク―フィットネスIQを高めよう
　(フィットネスIQとは? つまずきを回避し、スランプから脱出する方法 達人へのレッスン4つの提案 自分の体調をみる手段 他動的・受け身のトレーニングから自発的・自立のトレーニングへ)
第3章 ボディワーク―自分の体を見つめてみる
　(鏡を見て自分と対面してみよう 鏡を見ながら軽く体を動かしてみよう 日常生活動作のチェックと改善 体が快適になるピンポイント・ストレッチ ライフスタイル・フィットネスのすすめ)

ダイエットは金融商品と同じく怪しげな理論、いい加減な商品が多い世界。
そんな中で、初歩的な疑問に答えて、基本を理解できる本書は、いい加減な商品に引っかからないために役立つ。

筆者の齊藤邦秀はパーソナル・トレーナー業の人。
本書はトレーニングよりも、コンディショニング（この両者の違いがわからない人は必読）に力点が置かれているので、筋トレよりもストレッチの事例が多い。
しかし、コンディショニングだけでなく、トレーニングを行う上での心構え「三日坊主にならないために」とかもあるので、本格的にトレーニングしたいと考えている人にもお勧め。

筆者はトレーナー業の人なので、運動ができない人の気持ちは微妙にわかっていない節があるのだが、それはそれとして、トレーニング本の初歩としては良い出来だ。

☆☆☆★（☆三つ半）

他のBlogの反応はこちら等。
（ポジティブな評価のエントリ）
http://fitnesnes.blogspot.com/2009/02/iq.html
http://bookoyaji.blog64.fc2.com/blog-entry-327.html
http://wadainohon.seesaa.net/article/104388211.html
http://aoyama-salon.livedoor.biz/archives/50291262.html

本書を読むとパーソナル・トレーナーを頼むのも良いかと思ってしまう。
月いくらか知らないけど、少しの出費でダイエットを継続する助けになれば……。

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