連載始まって以来のピンチ:おおきく振りかぶって12 [漫画]
おおきく振りかぶっての第12巻。
前巻で予感させられていたように、西浦高校は大ピンチを迎える。
この漫画は連載以来、主人公の高校が試合を押し気味に進めるシーンが多かった。
そういった意味で本書は連載以来初めて描かれるピンチに焦点が当たっている。
ピンチを迎えた時にナインはどういった様子になるのか?
基本的には逆境にあっても、明るさを忘れないいいチームなのだが、若干ぎくしゃくしたところがきちんと現れているところが素晴らしい。
高校野球をよく見ている・調べていることがわかる。
本書では、初めてのピンチの他に一部選手の成長と、悪意・敵意も描かれている。
選手の成長を描くのはヘタではないが、悪意・敵意の描き方はハッキリ言ってあまりうまくない。
それも、明るい本シリーズのカラーにつながっていると思えば、納得のいくものなのだが。
試合の途中から始まっているので、立ち読みでは面白さが掴みきれないだろうが、今までの連載を読んできた人なら期待は裏切られない内容になっている。
☆☆☆(☆三つ)
他のBlogの反応はこちら等。
http://frostymoon.blog45.fc2.com/blog-entry-1363.html
http://ameblo.jp/haikeishimasama/entry-10286254610.html
http://blog.livedoor.jp/su_da_chi/archives/51526356.html
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http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2009/06/12-a7f3.html
皆さんが言っているように、間隔が開きすぎているのが残念。
次がすごく気になる展開なだけに、余計気がはやります……。
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