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内閣支持率上昇と政党支持率上昇の矛盾 [opinion]

毎日世論調査 菅首相に期待63% 小沢氏辞任評価81% 民主党の菅直人代表が首相に指名されたのを受け、毎日新聞は4、5日、緊急世論調査を実施した。菅首相に「期待する」との回答は63%で、「期待しない」の37%を大きく上回った。鳩山由紀夫前首相が辞任する前の前回調査(5月29、30日)で17%に落ち込んだ民主党の政党支持率は28%まで回復。鳩山氏と道連れの形で同党の小沢一郎前幹事長が辞任したことを「評価する」との回答は81%に達した。菅首相が「脱小沢」路線を鮮明にしたことが民主党に対する期待感を回復させたことがうかがわれる。(後略)


総理大臣が替わって、内閣支持率と共に民主党の政党支持率があがっているというニュース。

二世のボンボンと社会主義者ではどっちがましかはわからないけど、総理大臣が交代したことによって、内閣支持率が上がるのはまだ理解できる。
でも、なんで政党支持率が上がるのだろうか??

仮に菅新総理が鳩山前総理よりも総理大臣にふさわしい場合、最初から菅さんを総理総裁にしておくべきであり、適切な人材をトップに据えることの出来ない民主党への支持は下がりこそすれ、上がる理由にはならないはず。

逆に、鳩山前総理のほうが菅新総理よりも総理大臣にふさわしい場合、適任者を引きずり下ろして選挙目当てで能力の劣る人に交代させたのだから、実質よりも表面を重視する民主党の支持はこれまた下がるはず。

例外的に、鳩山前総理も菅新総理も同じぐらい総理にふさわしい場合。これは、けがをしたスポーツ選手を同じ程度の能力を持つ控え選手とスムーズに交代させるのと同じ様なものであり、この適切な措置が出来る民主党の危機管理能力は素晴らしいと言うことになり、支持率が上がるのも、まあ、理解できる
でも、ホントにそうだった場合、鳩山さんと同程度の能力を持つ総理大臣を持つことになるこの国の国民はものすごく不幸なことだと思う。






民間企業でも何故AさんがBさんを差し置いて出世するのかわからない謎の人事は珍しいことではないけど、そうした謎の人事が、社長レベルに対して、しかも頻繁に行われる企業があるのなら、それは末期的だと思うのだが……。
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