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日経平均は死んだ。ではS&P500は? [opinion]

chikirinの日記さんで面白い記事が

日経平均を捨てて、日本を応援しよう!
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20120308


大雑把に要約すると、日経平均に採用されているような大企業はこれからも上がり目はないけど、良い企業はいくらでも出てくるので、そっちを応援しましょう。というエントリ。
日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法」の著者藤野英人氏との対談の感想だ。

将来のことは誰にもわからないにしても、現時点ではChikirinさんや藤野英人さんの言うとおり、日経平均に採用されているような日本の大企業は低迷していることに異論はなく、日経平均は死んだように見える

ところがダウ平均やS&P500に採用されているような米国の大企業は現在もそこそこ好調で、先々も明るいと言われるような企業も多い。
chikirinさんが投資しているかどうかはともかく、Johnson&JohnsonやCoca Cola、P&Gといった企業なら少なくとも現時点で「死んだ」とは思えないのではないだろうか?

では、その差はどこから来るのだろう?
私なりに考えてみた
1.世界を相手にしているかどうか。
これはひとつの視点。この視点なら、日経平均銘柄でも東京三菱UFJ銀行やソフトバンクはおすすめできなくても、トヨタ自動車なら株価次第では投資する価値が有るという結論になりそう。

2.社歴の長短(硬直しているかどうか)
この視点もありそうだけど、その場合日米でどう違うのかは疑問として残る。
Walt Disneyなんかは社歴も古いよね。

3.トップの資質
日本の大企業のトップはサラリーマンでことなかれ主義の人が多いから、成長できないという視点。
これもビジネス書なんかではよく見る意見。でも、ソニーの外国人社長は失敗したし……。

4.大企業はやっぱりダメ
米国の大企業が安定して成長しそうというのは幻想で、長期的に見ると冴えない結果に終わるという視点。
ただ、amazonやappleのような急成長はなくても、日経平均のように長期低迷するとは思えないんだけど……。

5.日本という国(or政治)がダメ
これはマスコミなどがよく言う視点。この視点が当たっているなら、「日本経済にも日本株にも未来がある」は間違った結論ということになる。

答えは一つということはなくて、ここに上げていないものも含めていくつかの理由としてはあるだろう。


では、次の疑問。
30年後には、日経平均の大企業もダウ平均やS&P500の大企業と同じように急成長はなくても、安定して成長しそう。という目で見られる日が来るのだろうか?

もしそうなら、今の日経平均は終わった企業が抜け落ちて、まともな企業が入ってくる過渡期にあるというだけで長期的にはインデックス投資でそこそこの成績を上げることができそうだ。
そうじゃないなら、何が原因なんだろうか?

この問題は興味深いが、難しい。

これ以上は私の知識が足りないので、「日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法」でも読んでみようかな。






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