SSブログ

周りは馬鹿ばっかり。では、自分は?:ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 [歴史]


ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)

ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒 (講談社プラスアルファ新書)

  • 作者: 適菜 収
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/04/20
  • メディア: 新書



ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体」の続編。
言いたいこと、主な主張は変わっていない。テイストが違うので好きな方を読めばいいだろう。
私は、本書の方が比較的無駄な煽りが少なくて読みやすいように感じた。

【目次】
はじめに 神は死んだ!
第一章 どうして今の世の中はおかしいのか?
第二章 ニーチェの警告
第三章 B層グルメとBポップ
第四章 知識人はなぜバカなのか?
第五章 B層政治家が日本を滅ぼす


前作と同じく、本書の主張も端的に言うと馬鹿は黙ってろという一点
筆者が言うように年々バカが大きな顔をするようになって、社会がそうした人々に最適化されてきていることは感じられるので、読みながら一定の納得感は得ることが出来る。

とはいえ、前作と何が違うかといえば、今回は味付けがニーチェであり、最新の時事ネタなどが散りばめられているという以外では大きな違いは見受けられない。つまり、両方読む意味があるかといえば、やや疑問だ。

それにしても本書でここまで社会をボロクソに書いている筆者には、なんで日本に住み続けるのかを聞いてみたい。外国の方がマシならさっさと出て行けばいいのだろうし、日本がマシなら本書の内容は誇大表現にまみれているということになるのだが……。

☆☆☆(☆3つ)

他のBlogの反応はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/sigeandtomo/e/b9ca33d7ff27f965b580968c5c1706d3
http://mmaehara.blog56.fc2.com/blog-entry-2394.html
http://d.hatena.ne.jp/taikih/20120803/1344125780
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120509/1336495166
http://ichiro-k.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/b-1539.html
http://nihonshiki.sakura.ne.jp/book/2012/05/post-25.html

こんな内容の本なので、関連エントリを覧ても愉快になれないでしょう。
ざっと読める新書なのでまずは立ち読みで目を通してから、自分に合うかどうかを決めればいいと思います。







nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。