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問題を見つけるだけじゃなく、解決していく人に向けて:新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術 [自己啓発]


新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術

  • 作者: 齋藤 嘉則
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/04/16
  • メディア: 単行本



問題解決にフォーカスした自己啓発本。
ビジネスにおける問題解決の本としては、一番オーソドックスと言っても過言じゃない内容。
【目次】
第1章 思考編―“ゼロベース思考”“仮説思考”
 “ゼロベース思考”―「既成の枠」を取り外す
 “仮説思考”―常にその時点での結論を持ってアクションを起こす
第2章 技術編―“MECE(ミッシー)”“ロジックツリー”
 “MECE”―モレはないかダブリはないかをチェックする
 “ロジックツリー”―限られた時間の中で広がりと深さを押さえる
第3章 プロセス編―“ソリューション・システム”
 課題を設定する
 解決策の仮説を立てる ほか
第4章 実践編―“ソリューション・システム”活用の現場
 事業課題を設定する
 “ソリューション・システム”で新商品の導入を図る ほか


目次を見てもらうと分かるのだが、「ゼロベース思考」・「MECE」から始まるため、最初はロジカル・シンキングが主題だと勘違いしやすい。
だが、読み進めるうちに、タイトル通り「問題解決」が主題だと納得できるようになるし、問題解決の基本姿勢を学ぶことが出来る。

著者は単なるロジックだけの人ではなく、ビジネスの経験もある人なので、机上の空論である感じは受けないし、説得力も存在する。
問題解決法の基本をセミナー等で学ぶ人は多いだろうが、実戦で使いこなせている人は少ない。
理論と実践の間にある壁を超える用途にも本書は向いているといえる。

ビジネス上の問題解決について学ぶべき、管理職に昇格した人や、コンサルタント職に新たに任命された人などにはまず読んで欲しい内容だ。

本書で出てくる事例がホームパーティ商法の会社だったり、「最大のライバルがアムウェイ」などと書かれている部分があって、真実味が有るのは確かなのだが、若干引いてしまうところはあるのだけど……。

☆☆☆☆☆(☆5つ。満点)

他のBlogの反応はこちら。
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