成果を上げ続けたい人必見。:ハーバードの“正しい疑問”を持つ技術 成果を上げるリーダーの習慣 [自己啓発]
ハーバードの“正しい疑問”を持つ技術 成果を上げるリーダーの習慣
- 作者: ロバート・スティーヴン・カプラン
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
リーダーのための「技術」を説いた一冊。
米国の大学では当たり前の知識なのかもしれないが、日本人にとってはやや目新しさを感じる内容だ。
(日本ではリーダーの心構え・精神論は多く語られるが、技術が語られることは少ない)
【目次】
まえがき
第1章 会社の未来像を描く技術
――目的地がわかっている方が、スムーズにたどり着ける
第2章 時間を管理する技術
――ビジョンと優先事項に時間をかける
第3章 フィードバックを活用する技術
――トップダウンコーチングとボトムアップコーチング
第4章 部下を育てる技術
――後継者を育成する
第5章 迷走した組織を正す技術
――白紙の状態から会社を設計し直す
第6章 みんなのお手本となる技術
――あなたの信念や価値観を伝える
第7章 自分の能力を開花させる技術
――自分の持ち味を生かす
第8章 正しい疑問を持つ技術
――視野を広げるための訓練
フレームワーク
謝辞
本書で語られている「技術」は
ビジョン創造、タイムマネジメント、コーチング、部下育成、正しいリーダーシップ。
どの内容も書いてあることは簡潔で分かりやすいのだが、完全にこなすのは難しい、非常に良い内容となっている。
ここで、多くの人が気になるであろう質問。
「本書はリーダー(想定は上級管理職以上)でなくても役に立つのか?」
答えはYES。
さすがに部下のいない一人仕事の人に役立つとまでは言い切れないけど、
部下・委託先などを抱えて人を使って仕事をする人ならば、必ず役に立てることができる。
ポイントは「人を育てれば、必ず自分が楽になる」
自分が大きな仕事を成し遂げたいと思うのならば、人を育てるしかないのだ。
人を育てるにはどうすればよいか?
それは本書に書かれている。
☆☆☆☆(☆四つ)
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