SSブログ

法律はきっちりしているけど、使いこなせるかどうか……。:マンション法案内 [法律]


マンション法案内

マンション法案内

  • 作者: 鎌野 邦樹
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 2010/08/30
  • メディア: 単行本



マンションでありがちな問題について、法律・判例はどうなっているかをわかりやすく解説した一冊。
わかりやすいと言っても専門書なので、全く法律を学んだことがない人には辛いのだが、大学が法学部だった人なら十分理解できるだろう。

それにしても、本書を見るとマンションで想定されるトラブルの多様さには驚いてしまう
(しかも、大体のトラブルに判例がある=裁判になった実例が有る)
それをマンションにつき物の欠点と見るか、戸建住宅に比べて法律が整備されているだけマシと見るかは人それぞれだろうが……。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

平均的な入門書だが、示唆に富んでいる:わかる! 使える! 労働基準法 [法律]


[改訂新版]わかる! 使える! 労働基準法 (PHPビジネス新書)

[改訂新版]わかる! 使える! 労働基準法 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 布施直春
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2011/08/19
  • メディア: 新書



このエントリで触れた「人が壊れてゆく職場」と、このエントリで触れた「社長は労働法をこう使え!」イデオロギー的に両極端の本を読んだので、教科書的な労働法にも触れておくべく本書を手にとって見た。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

日本の裁判官の質が低すぎる:社長は労働法をこう使え! [法律]


社長は労働法をこう使え!

社長は労働法をこう使え!

  • 作者: 向井 蘭
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



このエントリで取り上げた「
人が壊れてゆく職場」は組合顧問弁護士から見た、労働法の実態を描いていた。
本書は、それとは反対に、中小企業の経営者がわからみた労働法の実態を描いている。

本書を読むと、裁判官の無能さ加減にうんざりすることまちがいなしだ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

労働法の実例:人が壊れてゆく職場 [法律]


人が壊れてゆく職場 (光文社新書)

人が壊れてゆく職場 (光文社新書)

  • 作者: 笹山尚人
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/07/17
  • メディア: 新書



職場環境や最近増えている鬱病の本かと思って手に取ったら……違った。

本書は職場環境の話ではなく、労働法の話。
個人加入労働組合の弁護士が書いた、労働法にまつわる実際の事件だ。

期待していた内容とは違ったのだが、実例を元に書いているだけあって、興味深く読むことができた。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

憲法違反は認められない:ここがおかしい、外国人参政権 [法律]


ここがおかしい、外国人参政権 (文春新書)

ここがおかしい、外国人参政権 (文春新書)

  • 作者: 井上 薫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/08
  • メディア: 新書



外国人参政権に反対する一冊。
元裁判官の筆者が、憲法論から外国人参政権の問題に反対している。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

法人税引き下げ議論の前に、現状を把握しよう:よくわかる国際税務入門 [法律]


よくわかる国際税務入門 第2版 (有斐閣選書)

よくわかる国際税務入門 第2版 (有斐閣選書)

  • 作者: 三木 義一
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2010/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



以前にエントリを書いた「よくわかる税法入門」のシリーズ。
軽いノリとは裏腹に、良くできた入門書である。
そして、出来が良いからこそ、日本の税法の問題点が浮き彫りになってしまっているのが興味深い。


続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

姿の見えないアンバランスな法律:どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 [法律]


どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 (新潮新書)

どこまでやったらクビになるか―サラリーマンのための労働法入門 (新潮新書)

  • 作者: 大内 伸哉
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 新書



のっぺらぼうみたいに顔が見えない。
これが労働法という法律の実際である。
個別の事情を見ると実に場当たり的だ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

入門書としては良い出来だが……:よくわかる税法入門 第4版―税理士・春香のゼミナール [法律]


よくわかる税法入門 第4版―税理士・春香のゼミナール (有斐閣選書)

よくわかる税法入門 第4版―税理士・春香のゼミナール (有斐閣選書)

  • 作者: 三木 義一
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2008/03/31
  • メディア: 単行本



タイトルは「女子大生会計士の事件簿」あたりを意識ししてつけた軽い感じだが、法律書には定評のある有斐閣の出版だけあって、中身は骨のある。しっかりとした入門書になっている。
本書は入門書としては非常に良くできている。しかし、それが故に大学生には無条件で勧められないという問題点があるのだ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。