社畜から逃れようとし過ぎると社畜に戻っちゃうのでは?:あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 [社会]
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
- 作者: 日野 瑛太郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
分量が少なくてあっさりと読めるのだが、内容も浅い一冊。
文体自体は面白いので、知識や考え方を仕入れるというよりも、純粋に楽しむことに主眼をおいて読むほうがいいだろう。
せめて、「なぜ社畜が生まれるのか?」というところで新たな視点が提供されていれば、もっと良い評価ができたのだが……。
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タイトルと違って、笑いを取りに行ってる文書ではない。
ややくだけた講義録というのが妥当な紹介文だろう。
10年以上前の本なので、例えはえらく古いのだが、自然科学のように日進月歩という世界ではないので、筆者の言いたいことは違和感なく理解できる。
タグ:瀬地山角
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IKEAよりニトリのほうが高品質と思ってる人は必読:クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道 [社会]
トヨタ自動車は11月18日、世界初となる量産化FCV(燃料電池自動車)「MIRAI」を12月15日に発売すると発表しました。(中略)
10年前は「1台1億円」ともいわれた燃料電池車ですが、今回発売が発表されたMIRAIの販売価格は723万6000(消費税込み)。プラチナを使う燃料電池の製造にコストがかかるため、リーズナブルな金額とはいえません。しかし、経済産業省から202万円の購入補助金が支給されるので、実際の負担額は約520万円 になります。これは、トヨタの高級車「クラウン」と同等価格です。
こんなニュースが出ていたが、これを見る限り、本書で大前研一が主張する「クオリティ国家」は程遠いことがよく分かる。
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日本は身軽に振舞うことが最善なのだが……。:文明の衝突と21世紀の日本 [社会]
20世紀末に流行った「文明の衝突」の簡易解説版。
私が本書を手にとったのは、鈴置高史の「日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う」等の本を読んで日本・中国の見られ方を確認するため。
本書を改めて見返すと、東アジア情勢に補助線が一本惹かれたように感じられた。