SSブログ

社畜から逃れようとし過ぎると社畜に戻っちゃうのでは?:あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 [社会]


あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

  • 作者: 日野 瑛太郎
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2014/01/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



分量が少なくてあっさりと読めるのだが、内容も浅い一冊。
文体自体は面白いので、知識や考え方を仕入れるというよりも、純粋に楽しむことに主眼をおいて読むほうがいいだろう。

せめて、「なぜ社畜が生まれるのか?」というところで新たな視点が提供されていれば、もっと良い評価ができたのだが……。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

左翼からも相手にされない労働組合って……:労働貴族 [社会]


労働貴族

労働貴族

  • 作者: 深笛義也
  • 出版社/メーカー: 鹿砦社
  • 発売日: 2013/06/24
  • メディア: 単行本



急進的な左派から労働組合に対しての批判を綴った一冊。
左派からは労働者のために役に立っていないと批判され、右派からは起業の成長の足を引っ張っていると批判される労働組合の存在意義は一体何なのだろうか……

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

自己責任には違いないけど、責めることはできない…。:最貧困女子 [社会]


最貧困女子 (幻冬舎新書)

最貧困女子 (幻冬舎新書)

  • 作者: 鈴木 大介
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2014/09/27
  • メディア: 新書



女性貧困層のルポ。
この分野では第一人者の鈴木大介らしく、一人ひとりの貧困者の現実が目に浮かぶ、鋭いルポに仕上がっている。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

単なるコラム集です:「空き家」が蝕む日本 [社会]


(036)「空き家」が蝕む日本 (ポプラ新書)

(036)「空き家」が蝕む日本 (ポプラ新書)

  • 作者: 長嶋 修
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2014/07/08
  • メディア: 新書



長嶋修の本にしてはイマイチ。

その理由は、タイトルが「空き家」問題というホットな話題になっているものの、内容が単なるコラム集のような中身なので、筆者の本を読んだことがある人には既視感のある内容になってしまっている。
もうちょっと掘り下げてもらわないと、お金と時間を使う意味は無い。

新書によくあるタイトル詐欺と言ってしまえばそれまでなのだが……。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ジェンダー論の雰囲気に触れる:お笑いジェンダー論 [社会]


お笑いジェンダー論

お笑いジェンダー論

  • 作者: 瀬地山 角
  • 出版社/メーカー: 勁草書房
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本



タイトルと違って、笑いを取りに行ってる文書ではない。
ややくだけた講義録というのが妥当な紹介文だろう。

10年以上前の本なので、例えはえらく古いのだが、自然科学のように日進月歩という世界ではないので、筆者の言いたいことは違和感なく理解できる。

続きを読む


タグ:瀬地山角
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

選挙に行く気をなくします:日本の論点 [社会]


日本の論点

日本の論点

  • 作者: 大前 研一
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



大前研一の政策提言集。
筆者の基本トーンは、日本を豊かな国にする。ということ。
今一番日本で求められている政策でありながら、一番理解されない政策である。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

ダイエッター必読!!:フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠 [社会]


フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

  • 作者: マイケル モス
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2014/06/04
  • メディア: 単行本



ピューリッツァー賞受賞ジャーナリストが、大手加工食品メーカーが売上を伸ばすために行っている努力を取材してまとめた一冊。

加工食品メーカーは売上を伸ばすために、顧客を一種の中毒に陥らせている。
その時に使われる材料が、表紙にも書かれている、Salt(塩分)、Sugar(砂糖)、Fat(脂肪)だ。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

IKEAよりニトリのほうが高品質と思ってる人は必読:クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道 [社会]


クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道

クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道

  • 作者: 大前研一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: 単行本




 トヨタ自動車は11月18日、世界初となる量産化FCV(燃料電池自動車)「MIRAI」を12月15日に発売すると発表しました。(中略)
 10年前は「1台1億円」ともいわれた燃料電池車ですが、今回発売が発表されたMIRAIの販売価格は723万6000(消費税込み)。プラチナを使う燃料電池の製造にコストがかかるため、リーズナブルな金額とはいえません。しかし、経済産業省から202万円の購入補助金が支給されるので、実際の負担額は約520万円 になります。これは、トヨタの高級車「クラウン」と同等価格です。

こんなニュースが出ていたが、これを見る限り、本書で大前研一が主張する「クオリティ国家」は程遠いことがよく分かる。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

行政の権限は極力まで小さくするべき:政治家の殺し方 [社会]


政治家の殺し方

政治家の殺し方

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2011/10/26
  • メディア: Kindle版



元横浜市長の中田宏が書いた地方政治の実態。
本書を読むと、政治家にまともな人が成りたがらない理由がよく分かる。
地方分権は理想だけど、今の状況じゃとても地方に権限を持たせることはできないと思えてしまう。

続きを読む


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

日本は身軽に振舞うことが最善なのだが……。:文明の衝突と21世紀の日本 [社会]


文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

  • 作者: サミュエル・P. ハンチントン
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 新書



20世紀末に流行った「文明の衝突」の簡易解説版。

私が本書を手にとったのは、鈴置高史の「日本と韓国は「米中代理戦争」を闘う」等の本を読んで日本・中国の見られ方を確認するため。
本書を改めて見返すと、東アジア情勢に補助線が一本惹かれたように感じられた。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。