明るい大江戸バトル:伏 贋作・里見八犬伝 [小説]
桜庭一樹が描く、大江戸ファンタジー。
江戸に潜む犬人間”伏”と彼らを狩る少女猟師との戦いを通じて、少女の成長を描く、筆者らしい作りの小説になっている。
キャラクターメインの小説:女神のタクト [小説]
日本で生きることの息苦しさ:ロマンス [小説]
もはや医療系時事放談:ナニワ・モンスター [小説]
安心の東野圭吾クオリティ:ガリレオの苦悩 [小説]
ボビー・フィッシャーをモチーフに:キング&クイーン [小説]
チェスをテーマにしたミステリ小説。
「ジョーカー・ゲーム」の筆者らしく、陰謀を絡めて作られたストーリーは十分に楽しむことができる。
デビュー作の極端さが出ている:告白 [小説]
小説部分が残念:会社再生ガール [小説]
ミステリ回帰:アリアドネの弾丸 [小説]
医療絡みの時事ネタ・制度矛盾の話が多かったシリーズから、久しぶりにミステリに回帰した一冊。
デビュー作、「チーム・バチスタの栄光」に読み味が近い。